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鹿島の強化責任者・鈴木満氏が退任 国内20冠獲得に貢献した功労者

[ 2021年12月25日 16:49 ]

鈴木満氏
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 J1鹿島は25日、強化責任者でフットボールダイレクターの鈴木満氏(64)が今季限りで退任すると発表した。今後はクラブの強化アドバイザーに就く予定で、後任にはフットボールグループプロチームマネージャーの吉岡宗重氏(43)が就任する。

 宮城県出身の鈴木氏は宮城工、中大を経て前身の住友金属に入社。現役引退後は指導者となり、Jリーグ発足時には当時JSL2部の鹿島のリーグ参入に尽力した。96年から強化責任者に就任して国内最多の20冠に貢献したが、クラブ創設30周年を迎えた今季は無冠に終わり、鈴木氏は「ここ5年間の国内タイトル無冠、創設30周年となる今シーズンも不本意な成績で終わり、強化のトップとして果たせなかった責任は大きいと痛感しています。アントラーズが今後も勝利を積み重ねていくためには、築き上げた哲学の継承とともに、チームの改革が必要な時期にきていると思います。タイトル奪取に向けて一丸となって戦い続けていくクラブの応援とサポートを、これからもよろしくお願いします」と、クラブを通じてコメントした。

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2021年12月25日のニュース