オードリー　規格外ラジオイベントに「リトルトゥース」5・3万人集結！　若林「ラジオモンスターです」

[ 2024年2月19日 05:30 ]

観客と写真に納まるオードリー（左から）　若林正恭、春日俊彰
Photo By 提供写真

　お笑いコンビ「オードリー」が18日、東京ドームでニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」の番組15周年記念イベントを行った。お笑いコンビによるイベントとしても、ラジオ番組のイベントとしても史上最大規模となる5万3000人の観客を動員。番組人気の秘密である飾らないトークでファンを魅了した。

　若林正恭（45）はイベントに向け体力づくりのために乗り始めたロードバイクで登場。春日俊彰（45）は番組スタッフを引き連れ三塁側ベンチから姿を現した。会場はリトルトゥース（番組リスナーの愛称）の地響きのような歓声に包まれた。

　トーク主体のラジオ番組イベントを東京ドームで開催するという前代未聞の挑戦。会場中心のステージに用意されたラジオブースを前に、若林は「こんばんは、ラジオモンスターです。今日はラジオやります」とあいさつ。「トーク一本で東京ドームで勝負した人はローマ教皇と大川隆法だけらしい」と語り、超満員の客席を見渡すと「これは新興宗教だわ」とうなって会場を沸かせた。

　イベントは約3時間半。フリートークの他名物コーナーなどで盛り上がった。歌手の星野源（43）も登場し、若林と共作した楽曲などを披露。フワちゃん（年齢非公表）と春日のプロレスも行われた。リスナー歴7年の原平さん（22）は「東京ドームがオードリー一色になった。たくさんの方が集まっている姿を見て感慨深かった」と感激。20代男性は「いつも聴いていた2人のやりとりを生の姿で見ることができてうれしかった」と話した。

　最後は30分以上にも及ぶ渾身（こんしん）の漫才を披露。春日は目を潤ませながら「本当に来てくれてありがとうね」と感謝。若林は「何年後か分からないけど、またやろうよ！」と呼びかけた。約19万件の応募があった今回のイベント。全国201カ所のライブビューイングと生配信も実施。計約16万人が、2人の挑戦を耳に目に焼き付けた。

　≪とんねるずが89年にライブ≫　単独のお笑いコンビによるトーク主体のイベントが、ドーム級の会場で行われるのは異例。とんねるずが1989年にコンサートを開催したが、この時は歌がメイン。博多華丸・大吉は今月10日に福岡PayPayドームでイベントを開催。コンビ単独ではなく48組80人が登場し、約3万4000人を動員した。

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