人気漫画家・わたなべ志穂氏 芦原妃名子氏の訴えに「救われた作家は沢山います」「大事にされて当然です」

[ 2024年1月28日 09:41 ]

わたなべ志穂氏X(@nabeshiho_enjoy)から

 昨年10月、テレビ朝日でドラマ化された「18歳、新妻、不倫します。」の原作者で漫画家のわたなべ志穂氏が、28日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。漫画家の芦原妃名子氏が「セクシー田中さん」のドラマ放送にあたり、当初の条件が守られず、自らが9、10話の脚本を書くことになったと明かしたことについて、自身の見解を述べた。

 わたなべ氏は、芦原氏の告白を受け「先生… 確か先生のドラマ化が決まってしばらくしたくらいに他の作家さん含め飲んで色々漫画についてお話させて頂きました」と投稿。「先生の漫画はコミカルですが底の底まで人物を掘り下げ、決して黒と白に分けずグレーを描かれる素晴らしい作品です。どれだけ作品に深く向かい合っているかと」と、芦原氏の作品の良さを伝えた。

 「勿論どの作家さんでも必死です。台詞一つ、表情一つで作品が変わってしまうためギリギリまで推敲し直しようやくできる漫画。先生が大事にされて当然です 先生が描いたからセクシー田中さんは世に産まれたのです。先生は1からでは無く0から作り上げたのです。1と0は違うのです」と訴えた。

 なお「芦原先生と私担当様同じなのです」といい「前もポストしましたがめちゃめちゃ戦ってくれた担当様なのです。何の落ち度も無くただひたすら感謝しかない方なんです」と、担当編集者に感謝も。

 芦原氏の投稿に対し「改めてですが芦原先生はとてもリスクを持ち発言されたと思います。俳優さんを傷つけるのではないか、ドラマを楽しんだ方から非難されるのではないか、自分はこれ以上傷付くのか。ドラマ制作時作者には味方はあまりに少ない。勿論大事にして下さる現場もありますが多くは違うはず」とし「飲み込む作家がほとんどでしょう。それは冒頭の俳優さんや視聴者原作ファンのために。ドラマを見ながら先生は何度も皆様に頭を下げたはず。申し訳ない気持ちでいっぱいだったはず」とつづった。

 「ですが先生の発言を肯定して下さる方が沢山いて嬉しい。救われた作家は沢山います。先生、皆様、ありがとう」と芦原氏を支持した。

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