矢田亜希子 主演ドラマ「ナースが婚活」でカリスマカウンセラー役好演「楽しくてやりがいある」

[ 2024年1月26日 05:20 ]

笑顔でポーズを決める矢田亜希子(撮影・尾崎 有希)

 女優矢田亜希子(45)がクセ強の役柄で新境地を切り開いている。主演するテレビ東京ドラマ「ナースが婚活」(木曜深夜0・30)で、カリスマ婚活カウンセラーを熱演。複数人での主演はあったが単独主演は13年ぶりで、「婚活って凄く面白い!」と楽しみながら撮影に臨んでいる。

 ナース専門の結婚相談所のカウンセラー役。医師と不倫中、元カレが忘れられない、ダメ男好き…などと相談者の悩みはさまざまだ。主人公がそうした女性たちを一刀両断する姿がすがすがしい。「ごちそうされた総額なんかで女の価値は決まらない!」などとズバッと斬り、結婚に対する意識を変えていく。

 婚活界のカリスマながらコミカルな面もある主人公。「楽しくてやりがいがある役。パンチの利いたセリフも多いので説教くさくならないように。“なんかこの人見ちゃうよね”と興味を持ってもらえるよう、身ぶりも大きく演じています」。正統派のヒロインを多く演じてきた矢田の印象を変える役柄だ。

 婚活というものに初めて触れ、その面白さを知った。特に印象に残ったのが「幸せな結婚をしたいんだったら、自分がそこに向かう努力をしなさい」というセリフだった。

 「普通に恋愛をしていると、努力ってあまり考えないじゃないですか。婚活は自分が幸せになる覚悟、自分が変わる努力が必要なんだと。なるほど、これだけの婚活をやっていたら、それで結婚した人は結婚生活がうまくいくんじゃないかって思えるんです」

 自身はバツイチだが「結婚に興味がないので。それがドラマのマイナスプロモーションにならなければいいんですけど」と笑う。ただ「今は息子との生活が楽しくて幸せ。努力をする時期ではない」と話す一方、「これから結婚相手を見つけたいなって思ったら婚活をしたいですね」と可能性も口にする。

 「親友と老後の話をよくするんですよ。そうした時に、この人だったら一緒にいて、本当に愉快に寄り添っていけそうな人が現れたら…。それはそれでいいんじゃないですか?覚悟を持てたら、結婚するのもいいかなって思ってますよ。だから“結婚しません”とは言ってないです」。余裕たっぷりにニコッと笑ってみせた。

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