矢吹奈子「恋愛のすゝめ」で2度目のヒロイン 女優業で韓国の活動にも意欲 アイドル時代のスキル生かし

[ 2023年12月5日 12:00 ]

TBSドラマ「恋愛のすゝめ」でヒロイン・高田華子を演じる矢吹奈子
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 TBSドラマ「恋愛のすゝめ」(火曜深夜0・58)で、ヒロイン・高田華子役を務める女優の矢吹奈子。HKT48、IZ*ONE(アイズワン)のアイドル活動を経て、女優として新たなスタートを切った今、さらなる目標を聞いた。(井利 萌弥)

 次々と女優の仕事が舞い込んでいる矢吹。「今年卒業したのが実感できないくらい、いろんな俳優でのお仕事をさせてもらえてるなっていう実感があって、今凄く充実しています」と話す声が弾んでいる。「いろんな作品に携わることができて本当にうれしいですし、毎回現場で学ぶことがたくさんあるので、もっと成長していきたいなという気持ちでいます」と笑みがあふれた。

 「前よりはセリフを覚えるのが早くなった気がします」と“進化”も実感。「少し意地悪ないじめっ子とか、イメージがガラリと変わるような役にも挑戦してみたいです」と意欲を見せた。

 2014年2月からHKT48としての活動を始め、18年4月に韓国のオーディション番組「PRODUCE 48」に挑戦。同年10月に韓国でIZ*ONEとしてデビュー後、21年5月にHKT48に復帰し、ステージの上で輝き続けた。そんな9年間のアイドル人生は、女優としての仕事にも役立っているという。「仕事としては別なんですけど、表現者としては共通する部分があると思っています。曲を歌うときに、歌詞のストーリー性を読み解いていたのは、芝居にもつながっているのかもしれないです」と自己分析した。

 今年4月のHKT48卒業時に誓ったのは「9年間アイドル活動と個人のお仕事をさせていただく中で、新たな夢を見つけることができました。それは人に届くような女優になることです」。10月期のテレビ朝日系「18歳、新妻、不倫します。」で連続ドラマ初ヒロインを務め、それに続いて本作「恋愛のすゝめ」でもヒロインに抜てきされるなど、着実にその階段を上り始めている。

 矢吹が目指す「人に届く女優」。「韓国でもやってみたいという気持ちはあります。韓国の俳優さんが日本のドラマに出演されることも増えてきましたし、韓国語ができるからこそ、これまでのスキルを生かしていけたらと思います」と、大きな目標を明かした。

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