中山秀征 出演のはずの生放送を自宅で見る恐怖 番組で呼びかけ「見かけた人は来るように言ってって」

[ 2023年11月21日 16:29 ]

中山秀征
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 タレント中山秀征(56)が21日、ニッポン放送「ラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にゲスト出演し、タレント生活で冷や汗の失敗談を明かした。

 10代で芸能界デビューし、情報番組のMCやバラエティーなど幅広く活躍し続けている中山。それでも、若いころにはとんでもない失態を犯したことがあったという。

 番組では「忘れられない司会中のハプニング」と題し、中山が失敗談をエピソードトーク。第2位に選んだのは、「家のテレビで、自分が出ているはずの生放送を見た」というものだった。

 「これ、やっちゃったんですよ」と中山。92~94年にMCを務めた、テレビ朝日の朝の情報番組「OH!エルくらぶ」での出来事だという。「その司会が渡辺正行さんと僕と鈴木杏樹ちゃん。僕が20代前半だったころだったんですけど、そのころずいぶん飲んだんでしょうね?夜ふかししたんでしょうね?忙しいのに。でも大丈夫、生放送…と思って寝たんですよ」。

 ところが、朝起きると、明らかな異変に気づいたという。「起きた瞬間、嫌な予感というのはするんですよね。7時くらいとか8時くらいの番組って、6時くらいに入らないといけない。その時は真っ暗なんです、だいたい。ぱっと起きたら明るいんですよ。明るいの、ダメじゃん?」。寝過ごした可能性におびえながらも、次に取った行動はテレビを付けて時間を確認することだった。「え?これは?と思ってテレビを付けたら、もう頭のあいさつが始まった。ナベさん(渡辺)が“おーい、まだヒデが来ていません。六本木でヒデを見かけた人は、テレ朝に来るように言って下さい”って、すごいお達しが出た」と説明した。

 当時は携帯電話なども持っていない時代。「ここにいるよって言ってもつながらない。携帯がないからさ。慌てて行くんだけどね」。大遅刻でスタジオ入りしたという。

 ところが今度は、なかなかスタジオに入る許可が出なかった。「当時のテレビはおもしろいよね。すぐ着くんだけど、すぐ着いたらおもしろくないから、プロデューサーに止められて、“次のきっかけまで待ってくれる?”って、出してくれないんですよ。“まだまだ”って」。スタッフがタイミングを見計らい、何とか出演できたというが、中山は「ぞっとしたね。やっちゃいけない。一番やっちゃいけない。家で自分の生放送を見ちゃいけない」と振り返っていた。

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