「どうする家康」伊達政宗の娘も!家康の“うっかり”ネット話題「狸親父」「しれっと圧」積極的な婚姻政策

[ 2023年10月28日 13:50 ]

大河ドラマ「どうする家康」第40話。徳川家康(松本潤)は“白兎”から“狸親父”へ(C)NHK
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 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月22日、第40話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第40話は「天下人家康」。豊臣秀吉が天に召され、国内に動揺が走る。徳川家康(松本潤)は石田三成(中村七之助)と朝鮮出兵の後始末に奔走。秀吉の遺言に従い、五大老の1人としてを試みる家康だったが、毛利輝元(吹越満)や上杉景勝(津田寛治)は自国に引き揚げ、前田利家(宅麻伸)は病に倒れてしまう。家康は加藤清正(淵上泰史)ら諸国大名に頼られる中、次第に政治の中心を担うように。野心ありとみた三成は警戒心を強め、2人は対立を深め…という展開。

 7年にもわたった朝鮮出兵。慶長3年(1598年)11月、豊臣軍の撤退が始まった。

 筑前・博多。加藤清正(淵上泰史)や秀吉の参謀・黒田官兵衛の息子・黒田長政(阿部進之介)を出迎えた三成は「戦のしくじりの責めは、不問といたしますゆえ」。清正たちの怒りと不満を買った。寧々(和久井映見)と家康の提案にも「詫びを入れる?何故、わたくしが」「わたくしは、間違ったことはしておりませぬ」と譲らない。

 本多正信(松山ケンイチ)は「伊達政宗。殿下が身まかったこと、あからさまに喜んでおるとか」と乱世を望む諸国の不穏な動きを報告。「勇ましいことをすると危ない。裏で危なっかしい者共の首根っこを押さえるぐらいにしておくのがよろしいかと」「相談すれば異を唱えられる。しらばっくれて、こっそりやるのみ」「(明るみになり、家康が糾問される)その時は、謝る」――。

 慶長4年(1599年)、大坂城。茶々(北川景子)は三成に「あのお方(家康)は、平気で嘘をつくぞ」と耳打ち。そこへ、嶋左近(高橋努)が「伊達、福島、蜂須賀、皆、徳川との縁組が進んでおります」。三成は疑心暗鬼に陥った。

 天下さん奪の野心あり――。家康は糾問使に「いや、わしとしたことが、うっかりしておった。いや、すまなんだ。ほんの行き違い」と釈明。正信は「我が主はあくまで、奉行の皆さまを陰ながら支えるためにやったこと。殿下のご遺言を忠実に実行しております。処罰には値しませぬ。何せ徳川家中には、血の気の多い者が数多おりますでな。殿の御身に何かあれば、一も二もなく軍勢を率いて駆け付けてしまう」と本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)榊原康政(小平太)(杉野遥亮)井伊直政(板垣李光人)の名を挙げた。家康は「言うことを聞かん奴らでな。わしも手を焼いとるんじゃ」――。

 輝元は「それは、戦も辞さぬということか」。利家は穏便に事を運ぼうとしたものの、三成は「置目を破ったのは、徳川殿。道理が通りませぬ」と立ち上がった。

 今作の時代考証の一人、小和田哲男氏が公式YouTubeチャンネル「戦国・小和田チャンネル」で「徳川家康の積極的な婚姻政策」について解説。慶長4年(1599年)、側室・於茶阿の方との間に生まれた六男・松平忠輝と伊達政宗の長女・五郎八姫が婚約。天下分け目の「関ヶ原の戦い」(慶長5年、1600年)を前に、反石田三成派を仲間に引き入れる根回しがあった。

 第37話「さらば三河家臣団」(10月1日)の西笑承兌(でんでん)「奥羽には、伊達政宗らもおります」、第38話「唐入り」(10月8日)の足利義昭(古田新太)「さて、伊達のとこへ行くか。あいつは酒が強いからの」と台詞に登場した政宗だが、キャストは未発表。サプライズ出演があるのか、注目される。

 SNS上には「うっかりじゃねーよw」「謝罪しながら恫喝w」「しれっと圧」「うっかりにも程がある。もう狸親父」「狸が本性を現したw」「この狸2匹め!」「殿のうっかり+正信の脅し。こ、怖い狸です」などの声が上がった。

 次回は第41話「逆襲の三成」(10月29日)が放送される。

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