野々村友紀子氏 出演料等めぐるジャニーズ事務所の発表に疑問「こういう次元の話ではなくなってる」

[ 2023年9月14日 14:28 ]

野々村友紀子氏
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 放送作家の野々村友紀子氏(49)が14日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、同事務所が13日に発表した対応についてコメントした。

 弁護士3人による「被害者救済委員会」を作り、補償受付窓口を開設することを発表。また今後1年間、広告や番組などの出演料に関して全額を所属タレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らないとした。7日に事務所が会見を行って以降、大手企業が相次いで所属タレントの広告起用を見直す方針を明らかにしている。

 野々村氏は「会社としては被害者の救済を第一にしなければならないと思うけど」と前置き。「その次に、自社のタレントさんを守るということもしなければいけない。ファンの方たちのためにも、今後していかなきゃいけない中で、これなのかな?とは正直思いました」と、事務所側の発表に首をかしげた。

 未成年者への性加害は、国際社会では極めて厳しい目が向けられている。野々村氏は「こういう次元の話ではなくなってきているんじゃないのかなと。国際的に見ても、世間の声を聞いても、いろんな企業の対応を見ても、こういうことじゃなくて、もっと根本的なこと(が必要)。社名を変えるくらいの」と強く訴えた。

 具体的には、被害者の救済を行う組織と、タレントのマネジメントを行う組織を分けることを提案した。「社名は残して被害者の救済はジャニーズでやります、タレントはたとえばこっちの会社で今後、新しい会社でヒガシ(東山紀之社長)さんがやっていきますというのなら分かるんですけど…」。その上で「そういう意味での被害者の皆さんの救済、タレントを守るファンの皆さんのためにも、タレントの皆さんがまた出られるようにするというところで言うと、ちょっと疑問を感じました」と指摘した。

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