TBS「世界陸上」石井大裕アナは“動く司会”に 織田裕二の後任 制作側「一番熱い所に石井アナがいる」

[ 2023年8月19日 12:30 ]

スポニチアネックスの取材に応じ、世界陸上について熱く語ったTBS石井大裕アナウンサー
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 TBSが中継する「世界陸上ブダペスト」(19日開幕、午後3時から生放送)で、同局の江藤愛アナウンサー(37)とともに総合司会を務める石井大裕アナウンサー(37)。昨年開催された米オレゴン大会でメインキャスターを卒業した俳優織田裕二(55)とは異なるどんな進行となるのか。番組プロデューサーを取材した。(鈴木 美香)

 昨年の米オレゴン大会で、25年にわたり、13大会のメインキャスターを務めた織田裕二、中井美穂が卒業。織田の後任となるのは、2015年北京大会からオレゴン大会まで4大会連続でフィールドキャスターを担当してきた石井アナ。

 片桐正博プロデューサーは「石井アナの強みは取材力。外国選手にも一歩踏み込んだ取材ができる」と説明。「新しい形の総合司会があっていいと思っている。ずっとスタジオにいてもらおうとは思っていない。一番熱いところに石井アナがいるという形を作りたい」と石井アナが“動く総合司会”になることを明かした。

 昨年のWBCのリポートでは綿密な取材から「細かすぎるネタ」と話題になり、お茶の間の好奇心に応えてきた石井アナ。豊富な知識と語学力、エネルギッシュなキャラクターで世界的アスリートからの信頼が厚く、世界陸上では、ウサイン・ボルト氏らトップ選手がフィールドで石井アナを見かけると、近寄ってきて自らコメント。その取材力は世界のテレビ関係者からも一目置かれてきた。

 片桐プロデューサーは「スタジオでプレゼンしたり、江藤アナ、高橋尚子さんとトークしたり、ミックスゾーンで金メダルを獲った選手にインタビューすることもあれば、時にはウォーミングアップエリアからリポートすることもある」と石井アナの登場の仕方を語り「良さを出していきたい」と語った。

 陸上競技の真夏の祭典に、石井アナがどんなホットなエリアから、どんなタイミングで登場するのか、期待が高まる。

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