飯豊まりえ 心に闇抱える女子… 野島伸司作品で新境地、テレビ朝日系「何曜日に生まれたの」

[ 2023年6月14日 05:00 ]

テレビ朝日系新ドラマ「何曜日に生まれたの」で主演を務める飯豊まりえ (C)ABCテレビ
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 女優の飯豊まりえ(25)が、7月期スタートのテレビ朝日系「何曜日に生まれたの」(日曜後10・00、ABCテレビ制作)でプライム帯連続ドラマに初主演する。明るく天真らんまんな役を数多く演じてきたが、今作は心に闇を抱える引きこもり女子で新境地を開く。

 脚本はTBS「高校教師」、フジテレビ「ひとつ屋根の下」(ともに93年)など数々の名作で知られる野島伸司氏のオリジナル。地上波連続ドラマを手掛けるのは5年ぶりだ。飯豊は、野島作品に6年ぶり3度目の出演。「野島さんのドラマは最後まで何が起こるか分からない。気負わずに、作品と大切に向き合っていきたい」と意気込んだ。

 飯豊と野島氏は、TBS「アルジャーノンに花束を」(15年)やフジテレビ「パパ活」(17年)でタッグ。「10代の頃からお世話になり、中でも“パパ活”は初めて主演を務めた思い入れのある作品。再びお声かけをいただき光栄です」と喜んでいる。

 物語は、18歳から10年間部屋に引きこもる女性のもとに、高校の同窓会の招待状が届いたことから始まるラブミステリー。公開中の映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」では、ファッショナブルでキュートな漫画編集者役を演じているが、今作はボサボサ髪にスエット、無表情な無職の20代という設定。これまでと大きく違う姿を見せてくれそうだ。

 野島作品と言えばフジテレビ「101回目のプロポーズ」(91年)で、当時トレンディードラマの印象がなかった俳優武田鉄矢(74)を起用した例がある。テレビ関係者は「さまざまな作品で、役者の魅力を引き出してきた方。飯豊さんとは3度目ですし、新しい演技が楽しみ」と期待。野島氏は「鮮度の高い若いキャストで、前向きなメッセージを届けられたら」とアピールした。

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