米倉涼子 病気との闘いについて語る「3年半で6回ぐらい治療やってて」「撮影中とかにひどくなって」

[ 2023年4月22日 13:17 ]

米倉涼子
Photo By スポニチ

 女優の米倉涼子(47)が22日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)にゲスト出演。病気との闘いについて語った。

 昨年は急性腰痛症などの体調不良を理由に、米ニューヨークで上演予定だった主演ミュージカル「CHICAGO」を降板。体調との闘いがあった。番組アシスタントのフリーアナウンサー垣花正が「お体を壊されて、アッコさんも心配されてましたけれども」、パーソナリティーの和田アキ子が「体調不良で。電話で話した時は、もう落ち込んでたよね。凄く」と話を振ると、米倉は「全然だめでしたね。もう」と振り返った。

 「それこそ杖とかついたりとかもう。この椅子に、このぐらい(普通)の高さの椅子に座れない状態だったんで」と説明。和田が「どこが悪かったんですか」と尋ねると、米倉は「元々低髄液圧症候群って言って髄液漏れが分かって、それが3年半ぐらい前だったんですね。ちょうどそれが2019年で。CHICAGOに行く直前だったんですよ、ブロードウエーに行く直前だったんですよ」と告白した。

 この病気は、脳と脊髄の周りを満たす髄液が漏れることによって、頭痛、めまい、首の痛み、耳鳴り、視力低下、全身倦怠感などの症状が現れるもので、「それを治療したい、どうしても出たいって言うので。ただまっすぐ歩けなかったから、要は回転とか、ジャンプとか、1曲終わるたびにしゃがまないとすまない感じになってて。ひどくなっていくと今度、壁伝いに歩くようになって。あと明かりが全部つながっちゃうんですよね。なのでこの感じだと無理だなと思いながらも、絶対に、絶対に絶対に行きたかったので、ブラッドパッチって言って自分の血を抜いて、それを硬膜外っていうか、骨髄の周りに入れるんですけど、それで穴をどこかを防ごうっていう治療をして、うーん、良くなったのか良くなってないのか、なんか気力だけでやったのかもう分からないって感じですね」と回顧した。

 和田が「それは持病?」と尋ねると、「持病じゃないです。事故からです。多分。事故が原因ですよね。ちょっとした転んだりとかぶつかったりとか反動とかそういう。なので、今も3年半で6回ぐらいそれ治療やってて」と米倉。

 「私の場合撮影中とかにひどくなっていくので。なので、治療したら本当は1カ月とか寝っ転がってその髄液を頭にためる、髄液が落ちると、簡単に言うとお豆腐ってお水の中に入ってるじゃないですか。パンパンになってるお水の中に豆腐が浮いてる、その水がなくなって、漏れてしまうと、カタカタぶつかってしまう。そういうようなイメージなんですよね。だからそこにお水をためなきゃいけないんですけど、休養の時間が短すぎるっていうのとか。あと口がバンドエイドの役目をするので、もしかしたら固まらないうちにまた仕事を始めたりとかしてたからっていうのは」と説明。和田が「とにかく安静が」と続けると、米倉は「本当はそうなんですよね」と話した。

 和田は自身もたくさんの病気と闘っているとし「ヨネちゃんもあんまり人の目から分かんないもんね。表からは」と話すと、米倉は「帯状疱疹(ほうしん)とかも結構体中に出てるんですけど、そういうのも見えないですからね」と語った。

続きを表示

2023年4月22日のニュース