渡辺謙、21年所属のケイダッシュを年内で退社、独立「俳優としてあと10年、自分に何が出来るのか?」

[ 2022年12月30日 17:00 ]

渡辺謙
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 俳優の渡辺謙(63)が所属する芸能事務所「ケイダッシュ」を31日をもって退社することが、30日に同事務所から発表された。専属契約満了での円満退社で、渡辺は来年1月1日から独立し、引き続き俳優として活動する。

 渡辺は同社を通じてコメントを発表し、「この度、渡辺謙は21年お世話になった株式会社ケイダッシュから独立することになりました」と報告。「俳優としてあと10年、自分に何が出来るのか?世界への挑戦をずっと支えてくれた川村会長が『可愛い子には旅』と快く送り出してくれました。本当に感謝しています」と感謝を記し、「これからも作品作りに真摯に向き合いたいと思っています」とメッセージをつづった。

 渡辺は2002年、演劇集団 円を退団し、ケイダッシュ所属となっていた。

 ◆渡辺 謙(わたなべ・けん)1959年(昭34)10月21日生まれ、新潟県出身。1987年にNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」に主演。89年に急性骨髄性白血病を患い、翌90年復帰。5年後に再発も克服。2003年「ラストサムライ」でハリウッド映画デビュー、米アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。06年には「硫黄島からの手紙」でハリウッド映画初主演。15年にミュージカル「王様と私」に出演し、トニー賞の主演男優賞候補となった。16年には早期の胃がんが見つかり、手術を受けた。長男の大(38)は俳優、長女の杏(36)は女優として活躍。1メートル84。血液型A。

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