87歳の美輪明宏 謎に包まれた私生活を告白 庭の植物に語り掛け、読経、ラジオ体操、人生訓を記し…

[ 2022年10月10日 15:53 ]

美輪明宏
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 歌手・美輪明宏(87)が10日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。謎に包まれた私生活について語った。

 司会の黒柳徹子とは70年近くの付き合いになるという美輪。黒柳から「あなたは植物に声をかける、毎日。それが日課」と私生活について問われると、「そう。庭のね、植物も可愛いいのよね、次から次へとバトンタッチして。花が咲いていくし」と庭の写真も披露。黒柳が「随分大きいお庭ね」と驚くと、「左側のはね、レモンなの。レモンはね、100個ぐらいなるのよ。右側はサルスベリでね、最初に椿が咲いてね、フヨウの花だとか、桃とかね、桜でも八重桜からしだれ桜。いろんなものが次から次へと」と説明した。

 黒柳が「美輪さん、(植物に)“病魔退散”って言うんですって」と続けると、美輪は「病気の魔物ね」と話した。

 黒柳がさらに「お経もお読みになるの?」と尋ねると、美輪は「そうね。いろんな方が亡くなったからね。せめてと思って、うちの先祖とか、縁のある方たちをね、供養の意味で。お経をあげるの」と回答。「もうお経は60年ぐらいあげてる」と振り返った。

 美輪はまた、ラジオ体操もやっているとし、「一応体操しないと、人間の体って動かすようにできてるでしょ。動かさないと退化しちゃうから。なるべく体操するようにしてます」と明かした。

 黒柳からさらに「最近は人生訓を書になさってるとかってほんと?」と振られると、美輪は「まあいたずら書きみたいなもんでね、下手な字だけど、書道の練習で」と告白。「人間関係は 腹六分で」と書かれた書を披露すると、「あんまりべったり付き合うといいことないでしょ」などと語り、「礼節ね。夫婦でも家族でもそれがなくなったら破綻ね。お互いのわがまま出て来ちゃうし。言葉遣いもね。感謝の言葉と笑いの言葉、思いやりといたわりの言葉っていうのは気前よくどうぞって言うの」と続けた。また「見えるものを見ず 見えないものを見よ」との書も紹介。「これは人間性を見るんだよね。その人の人種とか性別とか肩書とか、そういうものは一切見ないで、心を見るってことね。それで見えないものを見るって、そういうこと」と語った。

 また「苦しくてつらい時は 変顔をしてみましょう」との書も。自らも変顔を披露すると、「つらい時とかね、そういった時には鏡を見て変顔すると自分で、しようがないなと思うのよね」と説いた。これには黒柳も「そうか、自分で変顔してみればいいのか。あなたがそうおっしゃると、本当にそうだなと思います」と感心していた。
 

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2022年10月10日のニュース