真矢ミキ 宝塚時代の淡い初恋と別れ「器用じゃないんで、恋愛してたら男役とか無理だと」

[ 2022年8月3日 20:47 ]

真矢ミキ
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 女優の真矢ミキ(58)が、3日放送のテレビ朝日系「あいつ今何してる?」2時間SP(後7・00)に出演し、宝塚時代の淡い初恋の相手と画面越しに再会した。

 兵庫県宝塚市の宝塚大劇場から、徒歩5分。タカラジェンヌが足繁く通ったおふくろの味を楽しめる飲食店で、客として通っていた男性に、真矢は恋をしたという。「そこで淡い恋もあって。そこに通ってた学生だったんですよ」と振り返った。

 カートさんというあだ名の男性は、真矢より3つ上で、当時は大学生。真矢の知らないいろんな世界を見せてくれたという。「大学の授業に一緒に行かせてもらって、大学の授業ってこんななんだと思って。でも恋愛の“れ”の字もしないで、手をつないで…くらい」。しかし、宝塚の男役としての自分と、恋愛をする自分をうまく演じ分けることができなかったという。「器用じゃないんで、恋愛してたら男役とか無理だと思うんですよね。“だから”って言って、“元気で”って言って」。真矢の記憶では、自分から別れを告げたという。

 2人を結びつけた飲食店は既に閉店していたものの、同じ場所に入っている飲食店の店長がカートさんと友人だったという偶然で、番組ではカートさんを取材。初恋の相手との約40年ぶりの“再会”を前に、真矢は「ちょっと待って。心の準備が。1回帰っていいですか?」と、緊張をジョークで隠していた。

 現在は広告代理店の社長を務めているというカートさんは、ジャケットにハット姿でカメラの前に登場。真矢も「ダンディー…」とほれぼれするほどの“イケオジ”になっていた。

 カートさんは、真矢とデートでジェットコースターに乗った時の思い出を披露。手をつなごうと思ったが、真矢が安全バーから手を離してくれず、真矢の手首を握ったままコースターを1周したという。カートさんは「情けない男だなと思ったんじゃないかな?それが悔しくて」と振り返った。

 カートさんは、2人の別れのいきさつについても説明した。「彼女は“宝塚の道を歩んでいくと。歩んでいくには、友達付き合いはしていけないよ”ということを、電話で一方的に告げられました。反論もそんな余地もなく、そうなんやと受け入れるしかないなって思いました」。しばらくは尾を引いたというが、「いろいろ思い出してみると、楽しい思い出ばっかりよみがえってきました」とも話し、真矢の活躍にエールを送った。

 一方の真矢は「女性のキラキラした初夏みたいな、普通の女性が10代、20代、30代で走れそうな恋を凝縮させてもらった」と、輝かしい思い出を回想。「本当にカートさんで良かった」としみじみ感謝を口にしていた。

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2022年8月3日のニュース