梨花 書籍2冊を同時発売 デビュー30年、にじむ充実感

[ 2022年7月23日 06:00 ]

モデルの梨花(撮影・糸賀日向子)
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 モデルの梨花(49)が書籍「わたしのユリイカ」「What I’m doing 私がしていること73こ」を22日に同時発売した。

 「…ユリイカ」は「SNSが盛んになって評価を受ける時代だけど、自分の価値は自分で決めてあげるのが大事と伝わったら良いな」という思いで執筆。「…73こ」は自分を好きでいるためにこれまでを振り返り、自分が今までしてきたことをまとめたものとなっている。

 梨花は、11年に出産。15年にハワイに移住した。これまで日本とハワイの行き来の他、アパレルの買い付けのために世界各国に行く多忙な日々を送っていた。コロナ下になり、この2、3年はハワイで過ごす日々が多く「本当の意味で子育てに向き合った」と振り返る。

 その時「褒めてくれる人もいないし、凄い狭い中で一生懸命もがきながら生きていく感じがした」と体感。SNSを通じて、同様に育児をしている人からの反応があるといい「そういう人に何か届いてほしい」と語った。

 現在息子は単身、スペインに2週間のサッカー留学中だが「実はレアルのキャンプに参加している」と驚きの発言。「トライアウトとかではない枠で参加した」としつつ「異文化交流とか、いろんな国の価値観をまぜて育てたい願望があった」と参加に至った。

 息子の可能性は広がるばかりだが、芸能界入りについて聞かれると「決めつけないけど、芸能人の大半は(子供に)同業になってほしくないと思っているんじゃないかな。私もそう」と率直な心境。ただ、「本人が本気でやりたいと言ったら応援する」と優しいまなざしで語った。

 梨花は今年デビューから30年。「梨花だけをやっていた時は自分が自分のために生きて、サポートしてくれる人がいた。子育てをして、人のために生きるようになって、普通のことかもしれないけど凄く生きているな感じます」と充実感をにじませた。

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2022年7月23日のニュース