チャド・マレーン 現在は翻訳家としても活動 年収は約1000万円で「大体、10分翻訳すると2万円」

[ 2022年7月11日 16:20 ]

チャド・マレーン(2016年撮影)
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 お笑い芸人のチャド・マレーン(42)が11日放送のフジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)にVTR出演。現在は、翻訳家として多数の作品に携わっていることを明かした。

 チャドは、1999年に加藤貴博とお笑いコンビ「ジパング上陸作戦」を結成。2000年代に細かすぎて伝わらないものまねや、すべらない話で人気を集めた。そして現在は、日本の作品に英語の字幕をつける翻訳家としても活動。これまで「翔んで埼玉」「土竜の唄」など大ヒットした映画だけでなく、お笑い作品の英語翻訳も手掛けているという。

 翻訳を始めたきっかけについては、「板尾創路さんの映画が海外の映画祭に出る時に、配給会社が英語の字幕をつけてくれたんですけども、“その字幕が面白いかどうかの判断ができないから、チャドちょっと見てくれへん?”って呼ばれて、字幕を見たら面白くなかったんです」と回顧。続けて、「“じゃあ直してくれる?”って、チャドが適当にいじってやって…。それが海外の映画祭で実際に上映された時にめちゃくちゃウケたらしいんですね。その作品はギャグ漫画がベースで死ぬほど伝わらないボケがあって、(翻訳を変えて)面白くなったんです」と思い返した。

 そして、お笑い芸人による翻訳が評判となり、ドラマやアニメ、バラエティなど多くの作品で仕事が殺到。現在は「多分、自力で普通にやって年収1000万円なんじゃないかと」と年収が1000万円ほどあることも明かした。チャドは「(映画の単価は)基本的に10分単位で決まっています。大体、10分翻訳すると2万円なんです」と詳細を説明。今後は、翻訳家として活動しながらも、本業の漫才師として再ブレイクすることが目標だという。

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2022年7月11日のニュース