日テレ「ワーズハウスへようこそ」最終回 児玉清さん“くしゃみ”にネット涙「寂しいけど素敵な終わり」

[ 2022年3月26日 22:34 ]

児玉清さん(2007年撮影)
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 日本テレビのミニ番組「ワーズハウスへようこそ」(土曜後8・54)が26日の放送で最終話を迎えた。

 日本語のさまざまな言葉の正しい意味や使い方、語源をホームドラマ仕立てで紹介するミニ番組で、2009年4月にスタート。俳優の児玉清さんが大学教授・五十音文蔵役で出演していたが、病気療養のため11年5月から「教授はドイツに語学留学中」という設定で放送。女優・草刈民代が文蔵の娘の大学講師、翻訳家の「字引いろは」役として代わりに出演していた。児玉さんは同年5月16日に胃がんのため77歳で亡くなったが、番組はそのままの設定で続いていた。

 26日に放送された回では「和気藹々(あいあい)」という言葉の意味を紹介。そして、草刈演じる「字引いろは」が作家として見聞を広めるため世界を旅することを決意し、「帰って来るのは何年後になるのか。でもこの家なら大丈夫。なぜなら…」というナレーションが流れた。その後、児玉さんと思われる「ただいま」の声が…。草刈が「おかえり!」と応じ、男性の“くしゃみ”で放送は終了となった。「ワーズハウス」の住人は、“間違った言葉を聞くとくしゃみが出てしまう”という設定だった。

 SNSでは番組終了への驚きや「大好きだったのに」「寂しい」と惜しむ声とともに、“児玉さんの声”に感動の声が続々。「最後児玉清さんの声入れてくる演出素敵だね」「寂しいけど素敵な終わりだった」「児玉さんの生前の声だったのかな…?最後くしゃみもしてたし」「最終回にまさかの児玉清氏(声のみ)!!?」「最後の演出が素敵でした」「おじいちゃんの児玉清さんが帰ってくる演出泣ける」「児玉清さんのおじいちゃんが、ずっと生き続けてくださっていて、とても素敵な世界線でした」などのコメントが見られた。

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2022年3月26日のニュース