三浦翔平 「ごくせん」出演時「すごく感銘を受けた」俳優 デビュー当初「こいつすげえなって」

[ 2022年3月6日 08:26 ]

三浦翔平
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 俳優の三浦翔平(33)が6日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。仕事を始めた当初、感銘を受けた俳優として20年7月に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)を挙げた。

 芸能界入りした当時を振り返り「そのへんでちゃらんぽらんに生きてて、高校も辞めちゃって、エキストラのバイトやってたんだけど。バイト先の人から『ジュノンボーイって知ってる?出しとくから興味あるなら行ってみなよ』って言われて、ああ、はい…って。そしたらジュノンの最終に残って、今のプロダクションに入って」と回想。「そしたら3月から『ごくせん入るから』って言われて。ジュノン終わったの11月くらいなのに」と、とんとん拍子で出演が決まった。

 「いざ行ったら、仰々しくて。お偉いさんもいっぱいいて、ジャニーズの子とかもいて。1人だけノリ違うなーみたいな。生徒役の顔合わせでもほんとに悪そうな奴がいっぱいいて、すごいにらまれたりして、なんだこいつって思ってた。後で聞くと、生徒役の人たちは誰だお前って。いきなりメイン入りやがってみたいな感じだったらしいけど。台本の見方も知らなかったし、とりあえず覚えてせりふを言うって感じだった」と周囲からの視線を感じながら本格的に役者の道をスタートさせた。

 「その時、すごく感銘を受けたのが三浦春馬なのね」と、「ごくせん」で共演した三浦さんの名前を挙げた。「学校にいる中ではわちゃわちゃしてるんだけど、本番かかるとスッと入っていくのを間近で見ていて、こいつすげえなって。役者さんってこういう仕事なんだな、ちゃんとやらなきゃいけないって思ったんだよね」と語った。

 「ごくせん」後は苦悩を抱えながら役者という職業に向き合うことに。「ごくせん終わった後、人気度とか知名度とかがついてしまったけど、何も武器もない状態でそこにいるから、次の作品に入るとボロクソになるわけですよ。今でこそそんなことなくなったけど、監督に、台本でやる気あんのかってはたかれたりしたこともあった」と苦笑しながら振り返った。

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2022年3月6日のニュース