同級生・赤松悠実がエール「“新しい柿谷曜一朗”を見せて」

[ 2014年6月15日 06:00 ]

高校時代クラスメートだった日本代表FW・柿谷曜一朗にエールを送る赤松悠実

 FM OSAKA「happiness!!」(月~木曜前11・30)でDJを務める女優の赤松悠実(24)が、高校時代に同級生だったサッカー日本代表のFW柿谷曜一朗(24)にエールを送った。W杯コートジボワール戦を15日に迎える旧友に、「ゴールにこだわり、泥臭くてハングリーな“新しい柿谷曜一朗”をみせて」と期待した。

 大阪・追手門学院大手前高1年で柿谷と同組だった赤松。「ほんまに仲良いクラスで、みんな“カッキー”って呼んでた。当時からサッカー界のホープだったのに、気取らない。落ち着きのないイタズラっ子って感じの少年でした」と振り返る。「体育祭では、みんなが困ったら“じゃあ俺いくわ”とゲームに加わり、サラッと点を決める。球技は何をさせてもすごくて学校中を沸かせてた」といい、「勉強はイマイチやけど、スポーツではヒーロー」と笑った。

 卒業後も柿谷が所属するC大阪の試合を同級生らと観戦に行くなど親しさは変わらず。バーベキューに行けばプロとして稼ぐ柿谷が、「エエ肉買おうや」とおごってくれた。「私らにもプライドがあるから断っても、彼は払って逃げる感じ。カッコつけさせてあげました」という。

 苦労や弱み、真面目さを表に出さない柿谷を、「一歩間違えると損するタイプ」と心配する。09年には遅刻を繰り返してC大阪から期限付きで移籍を命じられたが、「高校時代もアカンと言われたことを、へこたれてないことをアピールするためか、余計にやるようなところがあった。でもプロとしてはダメ。鼻へし折られて大人になって来い、と私は冷静な目で見てました」と語った。

 不遇の時期を乗り越え、日本代表のレギュラーを競う存在に成長した柿谷とことし2月、ある歌手のライブ会場で偶然、再会。だが、「あいさつは交わしたけど、サッカーの話はしなかった」。W杯では、「粋なプレーや抜群のセンスは十分知ってる。そんなカッキーが闘志むき出しで、がむしゃらにゴールを狙う姿が見てみたい」と、本人には直接伝えなかった熱い激励を、本紙を通じて送っていた。

 ◆赤松 悠実(あかまつ・ゆうみ)1990年(平2)1月16日生まれ、奈良県出身。関大卒。04年から、関西テレビの深夜番組でのユニット「newnew」で活躍。NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」などに出演。

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2014年6月15日のニュース