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メイウェザー 朝倉未来に2回TKO勝利!カウンターの右でとらえた「ファンが興奮する試合をできた」

[ 2022年9月25日 14:30 ]

超RIZIN   フロイド・メイウェザーー朝倉未来 ( 2022年9月25日    さいたまスーパーアリーナ )

<超RIZIN>2回、朝倉(右)を右ストレートで仕留めるメイウェザー(撮影・島崎忠彦)
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 総合格闘技イベント「超RIZIN」が25日にさいたまスーパーアリーナで開催された。メインイベントでプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)が朝倉未来(トライフォース赤坂)とボクシングルールに基づいたRIZINスタンディングバウトマッチで対戦。メイウェザーは2回TKO勝利を飾った。

 試合は3分3ラウンドで判定決着なし。KO・TKOの決着あり。体重はフリーウエイトで10オンスのグラントボクシンググローブが使用された。メイウェザーは生ラップで入場してきた。14時27分にゴングが鳴った。2ラウンド終了間際にカウンターで右ストレートを合わせた。未来は倒れると目の焦点が合わずレフェリーが止めた。

 メイウェザーは試合後のマイクでファンに感謝して未来を称えた。「とにかくRIZINありがとうございます。素晴らしい経験ができました。今夜はファンが興奮する試合をできてよかったです」と話し、RIZINにカムバックすることを誓った。

 電撃のカードが決まったのは今年の6月だった。ラスベガスで行われた「RIZIN」の緊急会見で未来とメイウェザーの一戦が決まったことが発表された。

 メイウェザーは18年大みそかに那須川天心とボクシングエキシビションマッチで戦って以来の日本での試合となる。「今はエキシビションでの戦いを楽しんでいる。彼(朝倉)は倒しにくると思うが、私は楽しんで勝ちます。9月には、それなりのエンターテインメントを届ける自信はある」と対戦発表会見からこの試合を楽しむとコメントしていた。

 15年に現役引退してからも練習をつづけているメイウェザー。「世界タイトルマッチやオリンピックのような最高のレベルで戦えるように最善を尽くします」と最高のレベルを見せると誓っていた。

 前回、日本で試合した際は139秒で那須川を子ども扱いして圧勝した。「前回日本に行ったときに試合が早く終わりすぎてファンは十分に楽しめなかったと思う。だから今回はできることなら長い時間やりたいね」と話していたが今回もKO勝利。

 “ボクシング界の生きる伝説”は「みんなを楽しませて“少し”お金も稼いで、世界中のファンに栄光時代のメイウェザーを魅せられたらって思う。俺がエキシビションで向き合うやつらはマイナーリーグで、俺はいうならばメジャーリーガーだ」と豪語した通り、日本のファンを魅了した。

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