どうも(*’ω’*)ノ 動物愛好家です。
近年では地球温暖化だけでなく、「気候が温暖期に入ったのでは?」という分析がされていますね。
動物としては暖かいほうが繁殖には向いているので喜ばしいのかな?(筆者は暑がりなのでWelcome寒冷期)
前回、熊についてご紹介しましたがクマ繋がりで今回はアナグマの紹介になります。(ダジャレかよ!)
「アナグマって名前は聞いたことあるけどどんな動物かわからない」という方も多いのでは?(筆者の超主観です)
アナグマとはどんな動物なのか?、アナにいるクマなのか??、そもそもクマなのか???
ご紹介していきますʕ•ᴥ•ʔ<シテイクゾィ
アナグマって何?
アナグマは、正式名称が二ホンアナグマと言います。
食肉目イタチ科アナグマ属に位置する哺乳類です。
ちょっとマニアックになってしまうので簡単に説明すると、クマはクマ科の動物なのでイタチ科の二ホンアナグマとはあんまり直接的な繋がりがある種族ではありません。ん~難しい(๑•́‧̫•̀๑)
さらにさらに
実はアナグマには種類があって、アメリカアナグマやヨーロッパアナグマ、スカンクアナグマ等々色々な種類の仲間が世界中にいます。
さらにコアな話をすると、イタチ科の仲間にラーテルが親戚にいますね。
どことなく骨格も似ているような・・・・・(*ꆤ.̫ꆤ*)
学名はコチラ
Meles anakuma メレス アナクマ (・ω・ )ン?アナクマ?
温暖な期間に活動するため11月から翌4月くらいまで冬眠しています。(地域によっては冬眠しない個体もいます)
食性は、雑食性で昆虫から果実類まで色々食べます。農作物が被害にあうこともしばしば・・・(´-ω-`)
体長は40~60㎝(尻尾11~14㎝)、体重12~13㎏と小型でタヌキとあまり変わりません。
体色も似通っているところがあるので、初めて見る方なら「タヌキ?アナグマ?」となりそうですね。
どっちか分からないときは足の長さを見てみて下さい。(๑☉ᴗ☉)<アシダヨ♪
実はタヌキはイヌ科に属する動物で、骨格が犬に近いのに対してアナグマはイタチ科の動物なので足が短いんです!
胴が長いのも見分けるための特徴の一つです。(ㆁᴗㆁ✿)
他にも足指の本数が違ったりしますが、現地での見分けが難しいので(山では見辛いかも)シルエットで見分けたほうが良いですね(。☌ᴗ☌。)
アナグマはどこにいるの?
アナグマの分布は、本州~九州までいたるところに生息しています。(北海道・沖縄にはいないようです)
主に生息域が里山(山と里の境)なので富士山では、おおよそ1~3合目付近で遭遇するチャンスがあります。
名前の通り、巣穴は地面に自力で穴をあけて地中に作ります。
巣穴の中は、縦横無尽に張り巡らされて結果的にかなり広い巣穴になります。
また、巣穴は世代によって引き継がれていくので世代を重ねるごとにどんどん広くなっていき巣穴の数も数十か所にまで増えるほど大きな巣穴になることもあります。
アナグマは、他の種と共生しようとする習性があるのでシェアハウスのように掘った巣穴をタヌキが使ったりすることもあるようです。心優しい動物なんですねぇ(*´ω`*)
巣穴が暗く狭い場所なので、地表にいる時も巣穴の環境に近い場所によくいたりします。
そうです、側溝です。
もちろん開けた場所にいることもありますが、
富士山で探すなら、道路脇や道を横切るグレーチング(鉄の網?フタ?っぽい所)の中など、側溝を中心に見て回ると遭遇するチャンスがグッと上がりますよ!(๑•̀ㅂ•́)و✧
アナグマについて+@
他種族とも共生する心優しいアナグマですが、不用意に近づくと自己防衛のためか先制攻撃を受けることもあるので見つけても刺激しないように遠巻きに見今もって上げてください。
半面、好奇心旺盛な個体もいるようで自ら近寄って来てくれることもあります。
マダニ系などの寄生虫もいるので触るのは控えたほうが良いですね。
他にも、二ホンアナグマはその食性や習性から人家周辺に巣を作ったり、農作物を荒らしてしまうなど人間の生活に被害を与えてしまうこともあります。(地球温暖化のせいかなぁ・・・ ಠ_ಠ)
中型獣としてアライグマなどと同様に害獣として駆除されたり、タヌキと間違って駆除されたりとちょっと可哀そうな一面もあります。
富士山で出会える動物をいくつか紹介してきましたが、「空飛ぶ系紹介してなくない?( ´ᆺ`)」という事実に気付きました。
なので次回は、
【富士山で出会える!?】動物特集~空飛ぶ系(まだ決めてない)~
のご紹介です!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ<トブゼ!