ジューダス・プリースト、新メンバー加入後初となる、6年振りのオリジナル・アルバム発売!
“メタル・ゴッド”として40年間ヘヴィ・メタル・シーンを牽引してきた重鎮バンド、ジューダス・プリーストが通算17枚目、実に6年振りとなるオリジナル・アルバムを7月23日にソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより発売する。タイトルは『Redeemer of Souls/リディーマー・オブ・ソウルズ』(Redeemer=救い主、贖い主の意)。
2011年から12年にかけて行なわれ、“最後のワールド・ツアー”と銘打たれた「エピタフ・ツアー」の発表と共に、オリジナル・メンバーのK.K.ダウニング(G)が脱退という衝撃ニュースが世界中を駆け巡り、一時は“メタル・ゴッドもついに終焉に向かってしまうのか!?”とヘヴィ・メタル・ファンをヤキモキさせたジューダス・プリースト。期待と不安が入り混じったそのワールド・ツアー(日本は12年2月に来日)はしかし、初披露された新加入のギタリスト、リッチー・フォークナーの期待を遥かに上回るアグレッシヴかつテクニカルなプレイと、若かりし頃のK.Kを彷彿とさせる金髪の美形ルックスによって、ファンを納得させただけでなく、結果、40年以上の歴史を持つ重鎮バンドに新たな生命力を吹き込む形となったのだった。
そして前アルバム『ノストラダムス』から6年の歳月を経て、ついにニュー・アルバムが完成した。前作はバンド初の2枚組で“メタル・オペラ”と銘打ったように、ストリングスやシンセ・ギターを取り入れるなどした重厚サウンドと組曲的な壮大な構成のジューダス・プリースト史上最もコンセプチュアルな作風となったが、今回のニュー・アルバムは徹頭徹尾ジューダス・プリースト流の王道ヘヴィ・メタルに回帰しているという。その原動力となったのは、やはり新加入のリッチー・フォークナーの存在だ。元々ジューダス・プリーストに憧れていたというリッチーは、ツアーで期待に応えただけでなく、作曲面でもロブ・ハルフォード(Vo)、グレン・ティプトン(G)と共に多大な貢献を果たしているとのこと。その才能が今回の作品でいかに発揮されているかも要注目だ。本日発表されたバンドからの声明文は以下の通り。
「アルバム『リディーマー・オブ・ソウルズ』は、“ジューダス・プリースト流ヘヴィ・メタル”の信念に対する我々の情熱を増強した作品に仕上がっている。ジューダス・プリーストがこれまで創造してきたものの最高水準のコンビネーションがここにはある。それは、怒涛のギター・リフとソロ、雷のように轟くドラム、骨太のベース・グルーヴ、そして全てを切り裂くようなヴォーカルだ」
なお、バンドの公式サイトやYouTubeでは、ニュー・アルバムから初披露となる新曲でアルバム表題曲「リディーマー・オブ・ソウルズ」が試聴可能となっている。
http://judaspriest.com/Redeemer-of-souls/
https://www.youtube.com/watch?v=mhkoNQ-7uRw
ニュー・アルバムは通常盤とデラックス盤(2枚組)の2種類、日本では7月23日の発売を予定している。
【アルバム発売日】
Judas Priest ジューダス・プリースト
『Redeemer of Souls/リディーマー・オブ・ソウルズ』
日本盤:7月23日通常盤とデラックス盤(2枚組)の2形態発売予定
品番・価格未定
【アルバム収録曲】
DRAGONAUT
REDEEMER OF SOULS
HALLS OF VALHALLA
SWORD OF DAMOCLES
MARCH OF THE DAMNED
DOWN IN FLAMES
HELL & BACK
COLD BLOODED
METALIZER
CROSSFIRE
SECRETS OF THE DEAD
BATTLE CRY
BEGININNG OF THE END
―デラックス盤の追加収録曲―
SNAKEBITE
TEARS OF BLOOD
CREATURES
BRING IT ON
NEVER FORGET
【メンバー】
ロブ・ハルフォード (Vo)
グレン・ティプトン (G)
リッチー・フォークナー (G)
イアン・ヒル (B)
スコット・トラヴィス (Dr)
【ショート・バイオグラフィー】
69年イギリスのバーミンガムにて結成。73年初代ヴォーカルが脱退しロブ・ハルフォ-ドが加入、インディペンデントのガル・レコードと契約し、74年アルバム『ロッカ・ローラ』でデビュー。77年にCBSレコード(現ソニー・ミュージック)に移籍、3rdアルバム『背信の門』でメジャー・デビューを果たす。80年の6thアルバム『ブリティッシュ・スティール』が世界中でブレイク、"メタル・ゴッド"と自ら宣言し、以降バンドの通称となる。82年の8thアルバム『復讐の叫び』でさらなる高評価と商業的な成功を収め、ヘヴィ・メタル・シーンの頂点に君臨する。“第2のデビュー作”とも言われる90年の傑作12thアルバム『ペインキラー』の発表とそれに伴うツアーの終了後にヴォーカルのロブ・ハルフォードが脱退するも、03年に復帰する。11年、“最後のワールド・ツアー”と銘打った「エピタフ・ツアー」を前に、オリジナル・メンバーのK.K.ダウニング(G)が脱退、新たにリッチー・フォークナーが加入し現在に至る。レザー・ジャケットにスタッズ、ハーレー・ダヴィッドソンというヘヴィ・メタル・ファッションを世界中に浸透させたオリジネイターでもある。