ヤツデの基本情報
学名:Fatsia japonica
和名:ヤツデ(八手、八つ手)
科名 / 属名:ウコギ科 / ヤツデ属
ヤツデとは
特徴
ヤツデは代表的な陰樹で、午前中2時間程度しか日が当たらない日陰でも生育します。地際から数本の茎を伸ばし、葉は深い切れ込みがある大きな掌状葉で、光沢があり、その形はまるで天狗の羽うちわのようです。葉には長さ30~40cmの葉柄があります。11月から12月にかけて、枝先に白い放射状の丸い花序が集まった複合花序を出し、円錐状に咲く白い花は、花が少なくなる冬の庭にあって、ひときわ目立ちます。その後、実った果実は翌年5月に黒く成熟します。
基本データ
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園芸分類 |
庭木・花木 |
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形態 |
低木 |
原産地 |
本州(福島県以南)、四国、九州、沖縄 |
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草丈/樹高 |
2~3m |
開花期 |
11月~12月 |
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花色 |
白 |
栽培難易度(1~5) |
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耐寒性 |
やや弱い |
耐暑性 |
普通 |
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特性・用途 |
常緑性,日陰でも育つ,初心者でも育てやすい |
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植物図鑑の見方
種類(原種、品種、仲間)
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フクリンヤツデ
Fatsia japonica ‘Albo-marginata’
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キアミガタヤツデ
Fatsia japonica ‘Aureo-reticulata’
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キンモンヤツデ
Fatsia japonica ‘Aureo-variegata’
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ヤグルマヤツデ
Fatsia japonica ‘Luftata’
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チヂミバヤツデ
Fatsia japonica ‘Undulata’
育て方・栽培方法
「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑
執筆:濱野周泰(はまの・ちかやす)
東京農業大学地域環境科学部教授。環境省特定外来生物等分類群専門家グループ委員をはじめ、学外での活躍も多く、2010年3月に倒れた鶴岡八幡宮の大銀杏の修復再生の指揮をとっている。
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