オカトラノオ
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オカトラノオの基本情報

学名:Lysimachia clethroides
和名:オカトラノオ

科名 / 属名:サクラソウ科 / オカトラノオ属

オカトラノオ
オカトラノオ

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オカトラノオとは

特徴

オカトラノオは平地から低い山地の日当たりのよい草地や道端に見られる多年草です。冬は地上部が枯れます。茎はまっすぐに立ち上がり、多数の卵形の葉をつけます。茎の先端に長さ15cm前後の花穂をつけ、多数の花を咲かせます。花穂は途中で横向きに曲がっているのが特徴です。葉や茎に短い毛があります。地下に細長い地下茎が多数あり、これを伸ばしてふえていきます。そのため群生しているのが普通です。

※科名:ヤブコウジ科で分類される場合もあります。

基本データ

園芸分類 草花,山野草
形態 多年草 原産地 ロシア東部から朝鮮半島、日本列島、中国東部から南部、台湾
草丈/樹高 40~100cm 開花期 7月~8月
花色 栽培難易度(1~5)
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 落葉性,耐寒性が強い,初心者でも育てられる
植物図鑑の見方
園芸・ガーデニング作業の基本

種類(原種、品種、仲間)

  • オカトラノオ 桃色花

    Lysimachia clethroides
    淡い桃色の花が咲くもの。桃色というよりも、桜色程度の色合い。
  • オカトラノオ 斑入り

    Lysimachia clethroides
    白覆輪、黄覆輪、黄白散り斑、黄掃き込み斑、黄金葉がある。美しく、特に育てにくいということもない。花は標準的なものと変わりない。
  • ヌマトラノオ

    Lysimachia fortunei
    北海道を除く日本列島、朝鮮半島南部、中国南部、台湾、ベトナムに分布し、常に水がある湿地や浅い水中に生える。草丈は30〜40cmほどで、オカトラノオより低い。茎や葉にほとんど毛はなく、葉は細い。花穂は垂れ下がらず、まっすぐ上を向く。腰水で管理し、水切れさせない。

育て方・栽培方法

オカトラノオの栽培カレンダー

「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑

執筆:辻 幸治(つじ・こうじ)
1976年、大阪生まれ。ホームセンター勤務を経て、現在は園芸分野の執筆活動も精力的に行う気鋭の園芸家。江戸の園芸文化から、海外のワイルドフラワーまで、幅広く植物に精通している。
◆植物図鑑は、原則として作成時の情報に基づき掲載しております。図鑑の作成年によって、科名や属名などが最新の分類とは異なる場合がありますが、何卒ご理解ください。
植物図鑑の項目の見方について >  科名、属名の分類について >
◆植物には規制や保護が行われている種類、無断でふやして販売・譲渡を行ってはいけない登録品種などがあります。また薬剤の使用時は、ラベルをよく読み使用方法を守りましょう。
園芸を楽しむうえで知っておきたいこと >

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