なす浅漬け製造の荒井食品(さくら市上河戸、荒井一好(あらいかずよし)社長)は今月、東海漬物(愛知県豊橋市、永井英朗(ながいひであき)社長)に全株式を譲渡した。1日付で同社の完全子会社となり、大羽恭史(おおばやすふみ)東海漬物会長が荒井食品社長に就いた。創業者の荒井前社長は取締役顧問に就任した。両社ともシナジー(相乗効果)による事業強化や成長を目指す。
荒井食品は1981年に設立。地元農家をはじめナスの栽培契約農家を全国に拡大し、土づくりや施肥など浅漬けに向くナスの栽培法を指導した。韓国やタイでも委託栽培をしている。原料調達から製造、販売まで手掛ける。
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