だるまがポップに変身/香川の「讃岐一刀彫」

2012/03/15 08:49

 

 香川県琴平町の伝統工芸品、讃岐一刀彫に登場した新商品「ポップだるま」

 香川県琴平町の伝統工芸品、讃岐一刀彫に登場した新商品「ポップだるま」

 香川県の伝統工芸品、讃岐一刀彫に「ポップだるま」という新商品が登場し話題を集めている。いかめしい表情のだるまに、明るい色彩の水玉模様などを描いたユニークなデザインが人気を呼び、全国から注文が相次いでいるという。

 讃岐一刀彫は香川県琴平町で明治時代から作られている木造工芸品。朱色で色付けすることはあるが、通常、絵付けはしない。しかし同町の金刀比羅宮表参道にある老舗「山中象堂」当主の長女、希さん(25)は、だるまに水玉やしま模様などを描くアイデアを父親の3代目象堂さん(58)に提案。約2年前から店頭での販売を開始、若者を中心に徐々に人気が出た。

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