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はだしのゲンの中沢啓治さん死去/6歳時、広島で被爆

2012/12/28 16:29

 死去した中沢啓治さん
 死去した中沢啓治さん

 原爆投下後の広島を生きる少年を描いた「はだしのゲン」で知られる漫画家の中沢啓治(なかざわ・けいじ)さんが、肺がんのため19日午後2時10分に広島市内の病院で亡くなっていたことが25日、分かった。73歳だった。広島市出身。近親者のみで家族葬を済ませた。喪主は妻ミサヨさん。

 1945年8月6日、6歳の時に爆心地から約1・2キロ離れた国民学校に登校する途中で被爆。父、姉、弟を亡くし、母や兄と廃虚の広島を生き抜いた。その体験が、原爆の恐ろしさを伝える漫画の原点になった。

 「はだしのゲン」は73年から連載された自伝的漫画。

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