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ミラボーからローズ、ポルティエからトンネル

グランプリコースに戻った我々のレンタカーが差し掛かったのは、数々の名シーンを生んだあのミラボーコーナーである。モナコの数少ないオーバーテイクポイントは、TV中継でみるよりも高低差があり、また道幅も信じられないくらい狭い。こんなところで抜きに掛かっていたのだがら、凄い。しかも外側のウオールにはタイヤ痕。この道幅、ぶつかるのもうなずける。

ミラボーを右にパスすると、ローズヘアピン。F1グランプリで一番車速が落ちるコーナーである。

monaco_loews.jpg
"loews"
CONTAX tvs digital
mirabeau-loews, Monaco



ここも高低差がかなり激しく、ブレーキにはかなり厳しいことが実感できる。そもそも、あのF1マシンがこのコーナーをスムーズにパスして(しかも70km/hくらいは出ているのではないだろうか)行くことが信じ難い。

ローズヘアピンを抜けるとセナがマシンを止めた事もあるポルティエコーナー、そしてモナコ名物のトンネルである。

monaco_portier.jpg
"portier"
CONTAX tvs digital
portier, Monaco



monaco_tunnel.jpg
"tunnel"
CONTAX tvs digital
tunnel, Monaco



まさに、まさにTV中継でみたのと同じ映像。気分はオンボードカメラである(ドライバーじゃないところがポイント)。トンネルの中はやっぱり凄い速度感。ここを全開で走り抜けていくという行為は、もはや感動に値する。



monaco_tunnel2.jpg
"inside"
CONTAX tvs digital
tunnel, Monaco



トンネルを抜けると、プールサイドシケインがあるはずだが、これはグランプリウイークで無いので設置されておらず。ただ、脳内ではブレーキングを遅らせたマンセルが直進している図が補完されている(笑)。

その後、タバコ・コーナーを曲がってピット裏となるショートストレートを走った後に、再びラスカスコーナーへ。これで1週である。

全長3.367Kmのグランプリコース。

ああ、生きてて良かったなぁ、としみじみ思う、夢のような体験であった。

この後、会議に遅れないようにするため、マルセイユのタクシー状態でA8を西へ向かったS氏に多謝、多謝。

コメント (3)

3件分、通しで読ませていただきましたが・・・本当にF1(というかお車というか)お好きなのですね。いつもより感情表現が饒舌でらっしゃいます。
写真がきれいで私はそちらが楽しかったです。中ではやっぱりトンネルの写真が一番いい感じです。

saikawa:

どうも、saikawaです。

モナコは小学生の頃からの夢だったので、もう、文面まではしゃいでいるのが伝わってしまって恥ずかしいですね。

おそらく、現地に居た時はもっとはしゃいでいた事でしょう。

写真はもう、まず第一に被写体です。美しい空と海。公開に微妙に遅れがあるこのblog、まだ暫くは地中海の写真が続きますよ。

mikage:

どこかで見たことのある映像だと思ったら・・・、
「気分はオンボードカメラ」に思わず納得。

"inside"の疾走感がたまらない感じです。

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2006年02月21日 12:45に投稿されたエントリーのページです。

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