仙台市出身で
「仙台観光アンバサダー」の
お笑い芸人のサンドウィッチマンが、
仙台のおすすめスポットをご案内。
ご当地グルメや温泉はもちろん、
日本一あり、縁結びあり、
パワースポットありと
充実のラインナップ。
震災を学ぶ伝承スポットも
紹介しています。
これをガイドにぜひ
仙台めぐりを楽しんで!
レンタカーを借りる
西部エリア散策へ
「平家の落人伝説」の地であり、定義如来西方寺は縁結びや子授・安産の御利益があるといわれる宮城屈指のパワースポット。約800年前から安置されている阿弥陀如来は、親しみを込めて「定義さん」と呼ばれ、地域住民の心の拠りどころになっています。山門や御廟貞能堂といった国の登録有形文化財や五重塔も見どころです。門前には、名物の「三角定義あぶらあげ」が味わえる「定義とうふ店」をはじめ、そば店や喫茶店などの飲食店が並んでいます。
三角あぶらあげは仙台のソウルフード。揚げたてはここまで行かないと食べられないからね。特に寒い日なんかに行ってほしいな。ぼくは、最後の晩餐は三角あぶらあげって決めているんだ。
茶屋もあって、おいしいスイーツが食べられるんだよね。
やきめしもおいしい。普通焼きおにぎりって醤油味だけど、ここは味噌味なのが特徴。
紅葉の時期に散策するのもおすすめだよ。
玉こんもおいしいよね
道中にも大倉ダムがあったり、野生の猿が出てきたりするから、それもまたおもしろいんだよね。
「日本の滝百選」にも選ばれている国指定の名勝。幅は6mあり、55mもの高さから水が勢いよく流れ落ちる様は、豪快で美しく、見る者を圧倒します。
秋保大滝不動尊の奥にある階段を下りると、滝が一望できる滝見台があるほか、川沿いの遊歩道を利用すれば滝壺に行くことも可能。春から夏の緑や、秋の紅葉、冬の雪景色など、季節によって風情あふれる景色が楽しめます。
足腰が丈夫な人はぜひ、滝壺まで降りて行ってみてほしい。とても気持ちがいいから。
パワースポットだよね。
豊かな自然が広がる仙台の奥座敷、秋保には、観光スポットやグルメスポットがたくさん。名取川に侵食されてできた巨岩奇石の渓谷、磊々峡も名所の一つで、覗橋から見られるハート岩は、恋人の聖地に認定されています。また、秋保ではこけしの絵付け体験も人気です。
さらに、秋保で醸造しているワインや、手作りおはぎなど、おいしいお土産も購入できます。
秋保へ来たら何といってもおはぎ!日本で一番有名なおはぎなんじゃないかな。ぼくはごま味が好き。
ワインを作っていたり、古民家カフェがあったり、どんどんおしゃれな地域になっている。おいしいお蕎麦屋さんもあるよ。
秋保温泉の歴史は古く、開湯は1500年以上前。古墳時代にはすでに存在していたと言われおり、戦国時代には伊達政宗公もたびたび訪れ、疲れを癒していました。泉質は塩化物泉、単純温泉、硫酸塩泉など。肌あたりが柔らかく、湯冷めしにくい特徴を持ちます。温泉郷の旅館・ホテルでは、湯量豊富な温泉と旬の地場食材を使った料理が楽しめます。日帰り入浴ができる宿や共同浴場もあるので、湯めぐりをするのもおすすめです。
知り合いに「仙台に行きたいんだけど、どこに泊まったらいいかな」って聞かれると、ぼくは必ず秋保温泉をおすすめしている。ごはんはおいしいし、温泉は気持ちが良くて最高!だれに対しても胸を張っておすすめできる。
「あきほ」じゃないからね。
チェックアウト
東部エリア散策へ
仙台の南側・名取市閖上漁港近くで毎週日曜と祝日の朝6時から開かれる朝市。近海で獲れた新鮮な魚介類や地場産野菜を安く販売する店舗や、来場者のお腹を満たす飲食店など、約50店舗が勢ぞろいし、地元客や観光客でにぎわいます。
中でも、冬から初夏にかけてがもっともおいしいと言われる赤貝は、閖上の名産品。日本一とも賞される逸品です。
また、日曜にはせり市を開催しており、気に入った商品を競り落とすことができるほか、隣接する「メイプル館」は平日に開かれており、名産品のお食事や特産品のお買い物が楽しめます。
日本一の赤貝が食べられる。ぼくたちも競り体験をやったよ!すごく活気があって、前に、お客さんと一緒にバスツアーで行ったことがあるけど、みんな喜んでいたよ。
おいしいコロッケや焼き鳥などもあるから、魚介が苦手な人でも楽しめるよ。
東日本大震災で甚大な津波被害を受けた仙台市沿岸の荒浜地区。
海岸から約700m内陸に位置する荒浜小学校にも、校舎の2階まで波が押し寄せました。津波で形を変えた壁や黒板、壊れた天井、波とともに流れ込んだがれきなど、校舎は当時のリアルな姿を留めており、一般公開されています。
また、復興の様子や防災の重要性を訴える展示もあり、2023年1月には一部をリニューアル。防災教育展示コーナーの新設など、被災地からのメッセージがより伝わりやすい内容になっています。
津波が来た当時の様子がそのまま残されていて、「こんなにひどい状況だったんだ」というのが、目の当たりにできる。
仙台に来たら、こういった震災遺構は見てほしいな。
震災について、テレビで見たり、話を聞いたりするのも大事だけど、ぜひ現地へ一度足を運んでほしい。
そのほかにも、三陸の海を再現した大水槽が特徴的な仙台うみの杜水族館や、一年を通して、さまざまな果物狩りが楽しめるJRフルーツパーク仙台あらはま、東北最大級のアウトレットモールである三井アウトレットパーク仙台港など、東部エリアには魅力的なスポットがたくさんあります。
慶長12年、伊達政宗公により創建された仙台の総鎮守。
歴代仙台藩主のみならず、城下の人々の厄除けや招福、必勝、安産の神として信仰され、現在も多くの仙台市民が節目のたびに訪れています。社殿は、本殿・石の間・拝殿が一体となり、豪華な装飾が施された権現造。現存する安土桃山様式の社殿として最古のもので、昭和27年には国宝に指定されました。
毎年1月14日の「松焚祭(どんと祭)」は約300年の歴史があります。
仙台のプロ球団は必ずここで必勝祈願をしているんだ。
冬には、どんと祭と裸まいりもあるよ。
レンタカー返却、徒歩で定禅寺通へ
東西約700mに渡ってケヤキ並木が続き、「杜の都」ならではの景観が楽しめます。中央の遊歩道(グリーンベルト)には、イタリアの彫刻家グレコやクロチェッティなどのブロンズ彫刻が設置され、まるで野外ギャラリーのような雰囲気。
仙台・青葉まつりや定禅寺ストリートジャズフェスティバル、SENDAI光のページェントといった季節の催しに加え、週末にはさまざまなイベントが開催され、文化交流の拠点としても市民に親しまれています。
「仙台といえばここ!」というくらい、仙台を象徴するスポット。散策するだけでもいいよね。
そのまま東北ナンバーワンの繁華街、国分町をぶらぶらするのもおすすめ。おでんがおいしいお店があるんだよ。
牛タンや季節の海産物、ブランド牛の仙台牛など、仙台は食の宝庫。仙台駅前からつづくアーケード街や、東北一の歓楽街・国分町には個性豊かな飲食店が軒を連ね、県内外の人で賑わっています。
また、仙台市内には昔ながらの風情を残す横丁が点在しており、知る人ぞ知る名店も多数。昭和レトロな空間で、地元の人と交流しながらお酒を酌み交わすのも旅の醍醐味です。仙台グルメには宮城の地酒がよく合います。
やっぱりおすすめは牛たんかな。仙台牛のすき焼きや冬限定のせり鍋もおいしいよね。あとは、お寿司もぜひ食べてほしいな。
ずんだシェイクもおいしいので、ぜひ飲んでみて。
100mもの高さがあり、観音様としては日本一の大きさを誇る巨大仏像です。胎内は12層になっており、百八体仏や十二神将、三十三観音などを安置。心臓部に位置する御心殿には、秘仏の如意宝珠と大日如来を据え祀っています。エレベーターを利用した拝観も可能で、最上階の展望窓からは仙台市街と太平洋が一望できます。 また、観音像の裏手に祀られている油掛大黒天は、縁結びの神仏として有名です。
だれを連れて行っても、驚かれるスポット。ぜひたくさん写真を撮ってほしい!
ちょっと手前から目隠しをして、目の前に来てから「どーん」と見せるのがおすすめ。
ぼくが子供の頃に完成したんだけど、通学路からも徐々に身体ができていくのが見えて、「何を作っているんだろう」と気になっていた。
隣にホテルがあるんだけど、朝起きたら、観音様がすぐ横に見えるっておもしろいよね。