姫路城

公演名 2015日伊共同制作オペラ「道化師」姫路公演(野外オペラ)
公演日 2015年9月19日(土) 開場18:00 開演19:00
会場 姫路城(白鷺城)備前丸 特設ステージ
演目 レオンカヴァッロ作曲オペラ「道化師」
指揮 吉田裕史 (ボローニャ歌劇場フィルハーモニー芸術監督)
演奏 ボローニャ歌劇場フィルハーモニー
協賛金(チケット) S席:25,000円(終演後のレセプションパーティーにご招待)
A席:10,000円
B席: 5,000円
C席: 3,000円
当日立ち見:1,000円
主催 2015日伊オペラ国際共同制作実行委員会
申込方法 下記お申込みボタンからお申込みください。
備考 ※公演情報は、変更となる場合がございますのでご了承ください。

お申込みの電話・ウェブ受付を終了いたしました。公演当日9月19日(土) 16:00より姫路城 迎賓館前(予定)にて、当日立ち見券(1,000円)を販売いたします。
※ 雨天等により野外での開催が中止となった場合には、当日のチケット販売はいたしません。予めご了承ください。

出演アーティスト

芸術監督・指揮者:吉田裕史

ボローニャ歌劇場フィルハーモニー芸術監督ボローニャ歌劇場首席客演指揮者東京音楽大学指揮科および同研究科修了後、ウィーン国立音楽大学マスターコースにてディプロマを取得。1999年に文化庁派遣芸術家在外研究員として渡欧し、バイエルン(ミュンヘン)、マンハイム、マルメの各歌劇場にて研鑽を積む。2007年ローマ歌劇場カラカラ野外劇場にて「道化師」を指揮し、イタリアにてオペラデビューを飾る。その後、トリエステ、パレルモ、ノヴァーラ、ベルガモ、ルッカ、キエーティ、サッサリ、メッシーナ、カイロ、リガなどの各歌劇場に客演を重ね、「トスカ」「ラ・ボエーム」「つばめ」「椿姫」「アイーダ」「リゴレット」「ドン・カルロ」などのイタリアオペラを指揮。10年には、マントヴァ歌劇場にてイタリアの歌劇場における日本人初となる音楽監督に就任。近年では、“響の都”オペラフェスティバルにてボローニャ歌劇場フィルハーモニーを率い清水寺で「ドン・キ・ホーテ」(13年)、二条城では「蝶々夫人」(14年)の野外オペラを成功に導いた。14年にボローニャ歌劇場フィルハーモニーの芸術監督に就任、15年には同歌劇場首席客演指揮者に就任している。

演出: ガブリエーレ・マルケジーニ

ボローニャを本拠地に幅広い活動をする劇作家、演出家、俳優。1973 年に「ヒエロニモス・ボッシュ」という戯曲の台本と演出を手がけ、鮮烈なデビューを飾る。その後、演劇を中心に、ラジオ・テレビ番組の執筆出演などを含む幅広い活動を続けている。1988 年にはボローニャ大学900 周年記念公演ジョルジョ・チェッリ台本「コペルニクスと私」を演出。2001 年にはボローニャ市のイベント“ボローニャ2000”を締めくくる「鏡の前と後ろ」「悪魔と魔女」を演出する。人形劇などの子どものための公演も多く手がけ、著書には「劇場を知ろう」がある。オペラの演出は、2003 年にボローニャで「セビリアの理髪師」、2011 年にはマルティーニ「音楽の先生」「ドン・キホーテ」をボローニャ歌劇場で演出している。

管弦楽団:ボローニャ歌劇場フィルハーモニー

ボローニャ歌劇場の誕生は約250年前の1763年。当歌劇場は、イタリアのオペラ劇場の中でも活気と実力を誇り、イタリア屈指のオペラ劇場である。ボローニャ歌劇場フィルハーモニーは、同歌劇場の主要メンバーで構成された管弦楽団である。今回は81名からなるメンバーで来日する。

ネッダ(コロンビーナ)役 [ソプラノ]:
フランチェスカ・ブルーニ

ペルージャ生まれ。ペルージャ音楽院声楽科を首席で卒業。2001年に「フィガロの結婚」のスザンナ役でデビュー。マッルッチーノ歌劇場(キエーティ)、ボルガッティ歌劇場(チェント)、フランチェスコ・チレア歌劇場(レッジョ・カラブリア)等に出演。2008年トンマーゾ・トラエッタ国際コンクール(ビトント)第2位、2009年第5回ジュリオ・ネーリ国際コンクール第3位、2010年第2回ベンヴェヌート・フランチ国際コンクール(ピエンツァ)に入賞している。

カニオ役 [テノール]:
ニコラ・シモーネ・ムニャイーニ

1969年ヴィアレッジョ生まれ(ルッカ)。声楽をグラツィアーノ・ポリドーリ、パオロ・ワシントンの両氏に師事。1996年ラッシクラーティ・ディ・モンテカルロ歌劇場にてチマローザ作曲の「秘密の結婚」でデビュー。その後、ジーリオ歌劇場(ルッカ)、ヴェルディ歌劇場(サレルノ)、パルマ王立歌劇場、ローマ歌劇場、フィレンツェ歌劇場等に出演している。

トニオ役 [バリトン]:
ドメニコ・バルツァ-ニ

アルゲーロ出身(サルデーニャ州)。ヴェローナ音楽院声楽科、ロヴィーゴ音楽院音楽学科を首席で卒業。1999年よりアンジェロ・カーポビアンコ氏のもとでキャリアをスタートさせ、クレモナのバジオーラ国際コンクール、タリアヴィーニ国際コンクール(オーストリア)、ベッリ国際コンクール(スポレート)、プラシド・ドミンゴ国際コンクール(ハンブルグ)、ロゼートゥム国際コンクール(ミラノ)等、数々のコンクールに入賞している。

シルヴィオ役 [バリトン]:
フェデリコ・ロンギ

アオスタ音楽院にてフルートを始め、その後、声楽をG・ヴァルデーニョ、A・ポーラ、F・マッティウッチ、B・M・カゾーニ、A・フェッラリーニの各氏に師事。多くの国際コンクールに入賞した後、1995年「セヴィリアの理髪師」のフィガロ役でデビュー。ヴェローナ野外劇場、トリノ王立歌劇場、サン・カルロ歌劇場、マッシモ歌劇場(パレルモ)、カルロ・フェリーチェ歌劇場(ジェノヴァ)、ヴェルディ歌劇場(トリエステ)、ボローニャ歌劇場、プッチーニ・フェスティヴァル等に出演している。

ペッペ(アルレッキーノ)役:[テノール]
武井基治

東京音楽大学声楽演奏家コース卒業、同大学研究科オペラコース修了。現在大阪芸術大学大学院修士課程に在学中。2007年度文化庁芸術文化財団人材育成公演『魔笛』にタミーノ役にて出演、本格的オペラデビューをする。2014年3月レッチェ歌劇場ならびブリンディシ歌劇場にて「トスカ」出演。イタリアデビューを果たす。2014年9月京都ボローニャ歌劇場共同制作「マダムバタフライ」出演。さわかみオペラ芸術振興財団2015年度イタリア研修助成オーディション合格者。