嵐の相葉雅紀(41)がレギュラー出演するフジテレビ系バラエティー「木7◎×部」(木曜後7・0)が、2024年4月から関東ローカル枠で放送されることが26日、分かった。木7枠は2008年4月以降に「VS嵐」などで嵐のメンバーが出演してきたが、丸16年で途絶えることに。また、同局系「KinKi Kidsのブンブブーン!」(土曜前11・21)と「トキタビ」(同10・53)は来年3月いっぱいで放送終了する。
フジ木7枠から嵐のメンバーが消える。
10月にスタートした「木7◎×部」は、学校にない〝部活〟を立ち上げ、自ら挑戦する番組。相葉が俳優、えなりかずき(39)とMCを務めて盛り上げてきたが、視聴率は個人平均が1%台(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と低迷しており、枠移動でテコ入れを図ることになった。
同局の木7枠といえば、2008年4月から20年12月まで放送された嵐の冠番組「VS嵐」が人気を集めた。グループ活動休止に伴い、21年1月からは相葉がSexy Zoneの佐藤勝利(27)ら旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の後輩たちとレギュラーを務めた「VS魂」にリニューアル。昨年4月に「VS魂グラデーション」に改題後も視聴率が振るわなかった。
相葉は「-◎×部」の取材会で「今までの思いを継ぎながら頑張る」と決意表明していたが、嵐のメンバーの木7枠出演が丸16年で途絶える。
また、14年10月にスタートしたキンキの冠番組「KinKi Kidsのブンブブーン!」と、今年10月に始まったばかりで、12年10月~今年9月まで放送した「TOKIOカケル」に続くTOKIOの冠番組「トキタビ」は来年3月で終了。
ともに視聴率が低迷したことに加え、SMILE社の性加害問題が影響したとみられる。同社が設立し、タレントと契約する新会社、STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)は来春に本格始動と対応が遅れており、フジは苦渋の決断を下したようだ。
同局は本紙の取材に「改編の詳細についてはお答えしておりません」とコメントしている。