歌手、大黒摩季(53)が13日、NHK「ニュースLIVE!ゆう5時」(月~木曜後5・0)にVTR出演。ヒット曲「夏が来る」の誕生秘話を語った。
「夏が来る」の歌詞をプロデューサーに見せたところ、「お前、ただの愚痴と日記じゃねえか。歌詞じゃねーよ」と言われたという。「4、5回プレゼンしてはね返されたんで絶対このオヤジ、ぎゃふんと言わせてやるみたいな感じの復讐心に近かった」と苦笑い。その一方で「ラテンの研究をして意外と日本人も通ずる、すごくかっこいい音ハメにして『日記だな』『愚痴だな』って言われたものが、かっこよく聞こえるように仕上げた」と胸を張っていた。
■大黒摩季(おおぐろ・まき)1969(昭和44)年12月31日生まれ、53歳。札幌市出身。3歳からピアノ、小学時代から作曲を始める。89年にビーイングのオーディションに合格し、ZARDらのコーラスを担当。92年に「STOP MOTION」でデビュー。第2弾曲「DA・KA・RA」がミリオンヒットし、日本レコード大賞新人賞を受賞。「ら・ら・ら」「熱くなれ」などヒット曲多数。2010年に病気療養のため休養するも、16年に活動を再開した。