民放連続ドラマ初主演が決まった久住小春とダブル主演の佐藤大樹©「瓜を破る~一線を越えた、その先には」製作委員会
ギャラリーページで見る元モーニング娘。の女優、久住小春(31)が2024年1月23日スタートのTBS「瓜(うり)を破(わ)る~一線を越えた、その先には」(関東ローカル、火曜深夜0・58、初回は深夜1・13)で民放連続ドラマに初主演することが1日、分かった。
シリーズ累計350万部突破の人気漫画の実写化で、久住演じる性的コンプレックスを抱える30代処女のOLが悩みながらも自分なりの恋を成就させていく群像ラブストーリー。ダブル主演のFANTASTICS・佐藤大樹(28)が相手役で、人付き合いが苦手かつ無気力な契約社員役を演じる。
東京都内で取材に応じた久住は、民放連ドラ初主演の大役に「プレッシャーを感じつつ、すごくうれしい気持ちです」と笑顔。役柄について「コンプレックスがないように見えるキャラクター。私もコンプレックスはいっぱいあって、けっこう人見知りするんですが、そんな風に見られないところとか共感できる」と力を込めた。
今作ではアイドル時代のイメージをくつ返すラブシーンに初挑戦。劇中では佐藤と初キスからベッドになだれ込む姿まで大人の胸キュンを初々しくもリアルに体現し、「すごく緊張したんですけど、周りの皆さんに『堂々としているね』と言われてよかったなって。スタッフさんの配慮もあってスムーズに撮れました」と胸を張った。
今年は4月期のテレビ朝日系「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」や6月公開の映画「GONZA」に出演し、女優として大成長。来年の〝仕事始め〟となる今作に「誰もがどれかのキャラクターに共感できる。勇気を出して踏み出すことによって見えてくる世界があると思うので、自分のコンプレックスに対して踏み出すきっかけになればいいな」と呼びかけた。
■久住 小春(くすみ・こはる) 1992(平成4)年7月15日生まれ、31歳。新潟県出身。2005~09にモーニング娘。として活躍後、10年に舞台「安倍内閣」で女優デビュー。11~15年までファッション誌「CanCam」の専属モデルを担当。17年のテレビ朝日系「ドクターX~外科医・大門未知子~」や19年のフジテレビ系「仮面同窓会」、20年のディズニーチャンネル「エイリアンシッター ギャビー・デュラン」など話題作に多数出演した。166センチ。