アーチェリーの世界選手権は4日、ベルリンで行われ、男子リカーブ団体で古川高晴(近大職)斉藤史弥(日体大)中西絢哉(シーアール物流)の日本が3位に入り、上位3チームに与えられる来年のパリ五輪出場枠を獲得した。全日本連盟は出場枠を得た選手の大会派遣を決めており、この3人が五輪に出場する。
日本は準決勝でトルコに敗れ、3位決定戦でイタリアに勝った。38歳の古川は夏季五輪で日本選手最多に並ぶ6大会連続の出場で、2012年ロンドン五輪は個人で銀メダル、21年東京五輪は個人と団体で銅メダルを獲得している。18歳の斉藤と24歳の中西は初の五輪となる。(共同)
◆古川高晴の話 「目指すものは先にあるので、五輪出場だけではなく金メダル獲得を目指して努力を続けたい。東京五輪以降フォームを改造していて、少しでも早く自分のものにしたい」