女優の若村麻由美(56)が24日、主演を務める7月スタートのフジテレビ系ドラマ「この素晴らしき世界」(木曜後10・0)の公式サイトでコメントを発表した。
若村はこのほど、体調不良から主演を降板した鈴木京香(54)の代役に決定。地上波連続ドラマ主演を務めるのは2003年放送の「夜桜お染」(フジテレビ系)以来約20年ぶりとなる。
同作は平凡な主婦が〝悪魔のように恐ろしい〟大物女優になりすまして二重生活を送るコメディー。若村は、「このたび、スタッフとキャストの皆さんが熱い想いで準備していた作品に参加させていただくことになりました。準備期間が少なく不安に思っている部分もありましたが、皆さんが大変温かく迎え入れてくださったので勇気を持って臨みます」と気合を入れ、「早速、“すばせか”の台本を読ませていただきました。子育ても落ち着きこれからの人生を考えていた主婦が、大女優の失踪事件に巻き込まれていく面白さ、そして戸惑いながらも、未知なるエンターテインメントの裏側を体験していくという、不思議の国のアリスが不思議の国に入っていくような感じでしょうか。私は、まったく違う環境で生まれ育ち暮らしてきた女性、主婦・妙子と、女優・絹代の二役を演じさせていただくのですが、ただの二役ではく、絹代になりすました妙子を演じる面白さもあります。妙子の心の中に眠っていた何かが目覚めていく過程や、自分の現実の幸せに気づいていくところも共感していただけるのではないでしょうか」とコメント。
また、キャスト発表されている木村佳乃(47)、沢村一樹(55)、マキタスポーツ(53)とは初共演となり、若村は「木村佳乃さん、沢村一樹さん、マキタスポーツさんとは初共演となりますが、私の力不足な部分を助けていただける素晴らしい方ばかり。木村さんからは『何か困ったことがあったら何でも言ってください!』と声をかけていただき、とても心強いです」とし、「『この素晴らしき世界』は、ワクワクするような面白いドラマになります!スタッフ、キャストの皆さんと力をあわせて全力で完走したいと思いますので、最終回まで応援していただけると嬉しいです」と熱演を誓った。