大人気ロックバンド、YMOのドラマーとして、テクノブームを巻き起こした高橋幸宏さんが70歳で死去した。世界の音楽シーンを席巻し、数々のバンドやユニットでも活躍したレジェンドの訃報が流れた15日、高橋さんを愛した音楽界や芸能界の仲間や後輩たちから、多くの悼む声が上がった。
世界的ミュージシャンの訃報に、音楽界は悲しみの色に染まった。
YMOのメンバー、坂本龍一(70)の元妻で、バンドの世界ツアーに同行するなど親交が深かったシンガー・ソングライター、矢野顕子(67)は15日未明、自身のツイッターアカウントを更新。「YMO Goes Forever.(YMOは永遠に)」と故人を悼んだ。
ギタリストのSUGIZOは、高橋さんへの感謝の思いを吐露。「幸宏さん。信じたくない。YMOが僕の原点。大きく人生を動かされた最重要な存在です。全霊で感謝しています。長い闘病生活、本当にお疲れ様でした。どうか安らかに」とツイートした。
高橋さんが作曲したYMOの代表曲「ライディーン」の替え歌を作ったミュージシャン、大槻ケンヂ(56)もツイート。
「勝手に歌詞つけ歌って音源作ったらその後ネットで拡散。数年前ユキヒロさんのフェスに招かれ『これそれやれって事?』おっかなびっくり歌付きライディーンやって大受け。楽屋に戻ると『しょうがないな』という表情のユキヒロさんが微笑んでくださいました(原文ママ)」と偉大な音楽家とのエピソードを紹介した。