楽天・田中将大投手(34)が7日、国内の自主トレ先で契約更改交渉に臨み、球界最高年俸だった昨季の9億円から4億2500万円減の年俸4億7500万円プラス出来高払いでサインした。2021年に米大リーグから古巣に復帰し、昨季で2年契約が終了。同一球団でのダウン額としては2016年の杉内俊哉(巨人)の4億5000万円減に次ぐ、史上2番目となった。(金額は推定)
大減俸にも感謝を口にした。田中将が4億2500万円減の年俸4億7500万円プラス出来高払いでサイン。オンライン取材に応じ「4・5から5(億円)の間ぐらいです」と明かした。
「再契約していただけるなら、契約するという気持ちでした。大変ありがたいです」
同一球団では2016年の杉内俊哉(巨人)の4億5000万円減に次ぐ、史上2番目の減俸。昨季年俸9億円は出来高を含めた総額のため、野球協約の減額制限(1億円以上は40%)は超えていないという。日本選手の球界最高年俸は6億5000万円の山本(オリックス)に譲ることになった(ソフトバンク・オスナは年俸500万ドル=約6億6000万円)。
越年での契約更改となったが、昨年下交渉を行い大筋合意していた。海外フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留し「個人的に12月に海外に行ったり、なかなか日程が合わなかった」と経緯を説明した。