お笑いコンビ、元ベイビーギャングの北見寛明(38)と元モッキンバードの武田優作(42)と佐藤洋平(41)による新トリオ、リッチモンがサンケイスポーツの取材に応じ、4日に東京・新宿バティオスで行われる所属事務所ライブに向けて意気込みを語った。
3人は吉本興業時代の先輩後輩の間柄で、佐藤は元ジュノンボーイのイケメン。武田は会社経営の社長芸人で、今年1月に結成された。
ベイビーギャングではEXITのりんたろー。(36)とコンビを組んだ北見は新潟県出身。現在はメンバー3人で新潟市のFM KENTO「HANDSOME FLYDAY」(金曜後8・0)でパーソナリティーを担当している。
北見は佐藤について「女子みたいな性格」と明かし、新幹線の移動の際は「3列横並びの席でないと怒る」と説明。武田も「車内がめちゃめちゃ空いてるときも、僕らだけギュウギュウ」とボヤくと、佐藤は「本当にさみしがり屋だから」と理解を求めて笑わせた。
芸風は3人による漫才がベース。ツッコミは中央に立つ武田で、佐藤と北見がボケを担当。同じトリオでは四千頭身やバビロンが漫才を披露するが、武田は「ライブを重ねながら自分たちの形を作る」と試行錯誤中だ。
佐藤と北見は過去に吉本のイケメンユニット「L.A.F.U.」(2011~16年に活動)に所属。女性人気は高かったが、武田は2人がアラフォーになったことで「突っ込みやすくなった」と喜び、「3人の仲の良さが出せる」と自信をみせた。
北見は16年、2度の無免許運転という不祥事を起こし、ベイビーギャングは解散。その後、実刑判決で刑務所暮らしを経験した。「自業自得ですが、多くの知り合いが離れる中、2人だけは友達でいてくれた」と感謝。今後については「再出発のつもりで3人で売れたい」と恩返しを誓った。
不祥事以降、女性との交際はなく「相手が何か言われたらかわいそうなので」と恐縮する一方、「今はちゃんと免許を取ってます。特技はドライブで…」と遠慮がちにボケて笑わせた。