芸能事務所のカクタスが俳優・木下ほうか(58)とのマネジメント契約を28日をもって解消することを、同日に公式サイトで発表した。木下をめぐっては「文春オンライン」が木下から性的被害を受けたと複数の女優が訴えているという記事を報じていた。
所属事務所は「弊社俳優・木下ほうかの行為により傷つき被害を受けた方々に、まずは心よりお詫び申し上げますとともに、この度の報道に際し、関係者皆様にご迷惑ご心配をおかけすることとなりましたことを、お詫び申し上げます」と謝罪。木下の「性加害」報道については内容、事実関係を「確認中」とした上で「本人と話し合い、その合意のもと、この度、2022年3月28日をもちまして弊社と木下ほうかとのマネジメント契約を解消することとなりましたことをお知らせいたします」と伝えた。
木下は19年に同事務所に所属。バイプレーヤーとしての飛躍を目指していたが「今回の報道の内容により多くの方々に大変不快な思いをさせてしまい、また業界に携わる皆様のイメージを傷つけ信頼を揺るがす事態を招くものとなっておりますことを、大変遺憾に思っております」とした。
また、木下はNHKドラマ『正直不動産』に出演予定だった。同事務所は番組名は明記していないが、「NHKドラマに関しましては、今回の事態を重く受け止め降板のお願いを申し入れさせて頂きました」としている。