巨人・宮本和知投手チーフコーチ(55)が7日、日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」(土曜前5・30)に凱旋生出演した。
宮本コーチは21年間同番組のレギュラーを務めていたが、コーチ就任に伴って昨年いっぱいで卒業。約1年ぶりの出演となった。
拍手と花束で迎えられた宮本コーチは「1年間戦ってきたので、今日一日は野球を忘れたい。今日はズムサタの宮本に戻ります」と満面の笑みを浮かべた。
1年間コーチを務めた今の心境を問われると「ホッとしてます」とひと言。原辰徳監督(61)と衝突したことがあったかとの質問には「衝突はないですね。お互い意見を言わせていただいたことはありますけど。原監督は世界一の監督だと思います。いろいろ勉強させていただきました」と答えた。年収の変化についての質問には「でもそれ以上のものがありましたんで」と話し、笑わせた。
番組では巨人の選手たちにもインタビュー。絶賛する声がほとんどの中で投手陣からは不満の声もあがった。
戸郷は「ピンチのときにめっちゃハイテンションで来る。『大丈夫だぞ!』って」と告発。「もう少し気持ちを抑え気味に(してほしい)。自分はめっちゃ焦ってるので」と苦笑い交じりにクレームをいれた。今村は「ダジャレが多い。しかも古い。みんな笑っていないって感じるんでしょうね、そのまま真顔になってミーティングを始める」とバッサリ斬った。
原監督にも直撃。宮本コーチについて「『日本伸びる人コンテスト』があったら相当伸びたと思う」と絶賛。さらに「繊細。一生懸命だけど繊細。とても細かな人。選手は助かると思いますよ」と語り、選手から絶賛の声ばかりだったことには「1つ2つ悪口も出るようになると本物だよね」と金言を送った。