日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題について、23日に開かれた同大の内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)前コーチの会見で進行を務めた同大広報部の職員が、フジテレビ系情報番組「とくダネ!」(月~金曜8・0)の電話取材に応じ、一部で取り沙汰された入院説を否定した。同番組が31日の放送で明らかにした。
同職員は会見を打ち切ろうとし、批判が相次いだ。集まった報道陣が一斉に異議を唱えて続行されたが、後味が悪い会見となった。この日の番組では、悪質な反則行為についての一連の問題を取り上げた。その中で、番組側が同大広報部に電話取材を行った際のやりとりが紹介された。「会見で司会を務められた職員は出社しているんですか?」との質問に対し、「一応、本人ですけども」と同職員が応対していたことが分かると、スタジオは笑いに包まれた。
続けて、同職員は「あまり目立たないように静かに出社しております。何か入院したっていう情報が流れてたみたいですけれど、そういう事実はございません。仕事は殺到していますので、お手伝いするというぐらいですかね」と語ったと伝えられた。