デビュー30周年を迎えた演歌歌手、中村美律子(66)が14日、大阪市浪速区のサンケイスポーツを訪れ、長年支えてくれたファンに感謝した。
東大阪市出身で、現在も同市在住。「30年はやっぱり長い。ようやって来れたな、と。地元の人が応援してくれたおかげやと思います」。31、32周年と歌っていくために水泳などで体力作りに励んでおり、「カナヅチやったのに1年半で100メートル泳げるようになった。私のクロールは、おぼれてるように見えるけど」と豪快に笑った。
30周年記念曲「つづれ織り」がヒット中。12月7日には、5月に東京で収録したDVD「中村美律子30周年記念コンサート」を発売する。「これからも私の歌で皆さんを元気にできたら」と、大阪の歌姫らしい「ノリのいい、明るい曲」を歌い続けることを誓った。