落語家の三遊亭好楽(69)が7日、東京都内で芸歴50周年記念落語会「好楽ちゃん祭り」(9月22日、東京・有楽町のよみうりホール)の会見を開いた。
大喜利メンバーを務める日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)の司会を桂歌丸(79)が勇退するが、後任について「本当に決まっていない」と説明。三遊亭円楽(66)が有力視される中、司会にふさわしい人物を聞かれると「円楽以外ならいい!」と毒づいて笑わせた。
この日は芸歴15周年を迎える長男の三遊亭王楽(38)と親子会見。王楽は父の記念落語会をプロデュースし、自身も記念落語会「三遊亭王楽 五番勝負」(6月19~23日、東京芸術劇場)を開催。将来の大喜利メンバー入りについて聞かれ、「世襲制になることを祈ってます」と張り切っていた。
会見前には「笑点」の収録が行われ、好楽、王楽、長女の長男にあたる孫の本間遥(はる)くん(10)と親子3世代で古典落語「親子酒」を披露した。テレビ初登場となる遥くんは落語に初挑戦。2週間の稽古で覚えたといい、王楽は「おいっ子(遥くん)が一番噛まなかった」と称賛。好楽は「孫と落語ができて夢のよう。センスはいいね」と目尻を下げた。6月12日に放送される。