世界遺産の二条城（京都市中京区）で23日、金魚やニシキゴイ計約５千匹が入った約80の水槽をライトアップする芸術展「アートアクアリウム城～京都・金魚の舞～」が報道陣に公開された。開催は24日から。
　「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されて今年で20周年になるのを記念し、アートアクアリウムアーティストとして活躍する木村英智さん（42）が手掛けた。

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「アートアクアリウム城」内覧会のフォトセッションで、金魚のネイルを報道陣に披露する上戸彩＝23日午後、京都市中京区（恵守乾撮影）フルスクリーンで見る 閉じる

　高さ2.4メートル、直径最大２メートルの巨大金魚鉢では、金魚約千匹が７色の光に照らされ江戸時代の華やかな遊郭を表現した。
　記者会見した広報大使の女優上戸彩（29）は、小学生のころ金魚すくいで得た20匹を大きくなるまで育てたエピソードを披露。「持ち帰りたいほどきれいな金魚たちをぜひ見に来てほしい」と笑顔で話した。
　期間は12月14日までの午後５～10時（10月24日のみ午後７時から）。料金は一般が1500円、小学生以下が千円、３歳以下は無料。