宮城県石巻市の追波湾から北上川を４キロほどさかのぼった新北上大橋のたもとにあった市立大川小学校。児童７４人、教員１０人が避難途中に津波にのまれ犠牲になった。東日本大震災時、学校管理下で起きた最大の被害になった。

　大川小の校舎は震災遺構として保存されることが決まり、現在整備工事が行われている。（2011年3月21日－2021年1月13日、植村光貴撮影）