２０５０年のメディアアート　最先端の技術で追求　山口から世界に発信　坂本龍一

この冬、山口宇部空港から車で１時間ほどの場所にある「山口情報芸術センター」（ＹＣＡＭ）に行ってきました。

ここは、単なるアートミュージアムではなく、最先端のテクノロジーを駆使してアートを追求しています。メディアの定義が日々変わるなか、現在進行形のアートの姿に焦点を絞ったミュージアムは少ないと思いますね。

ここでぼくも２００６年にコンサートを開き、０７年には映像クリエイターの高谷史郎さんと音響と映像の作品「Ｌｉｆｅ-ｆ．ｉ．ｉ．」を制作・展示し、東京、イタリア、フランスにも巡回しています。