ENEOS(エネオス)は27日、茨城県牛久市の新型サービスステーション(SS)を報道陣に公開した。給油所に飲食店やフィットネスジムなど計6店舗を併設していることが特徴。燃料需要の減少を受けて全国でSSが減る中、給油中心のサービスから転換し、集客力を高めたい考え。
給油のついでにコインランドリーで洗濯をしたり、マッサージを受けたりできる。路面設置型の太陽光発電設備など環境配慮の新技術も取り入れた。29日に開業する。
公開に当たりあいさつしたエネオスの小池泰弘執行役員は「新しいサービスを提供し、(SSの)ネットワークを維持することは社会的使命だ」と強調。牛久市を実証実験の1号店とし、令和7年にかけて新型SSを各地に10程度開業するとした。