アメリカンフットボールの国際親善試合が21日、東京・国立競技場で行われ、全日本選抜が米東部の名門大学群アイビーリーグ選抜を10―5で破った。日本社会人Xリーグによると、日米の公式チーム同士による対戦で日本の勝利は初という。主将の李卓(オービック)は「日本のレベルを示すことができた。日本のアメフトが成長していく一つのきっかけになったと思う」と語った。
Xリーグの外国人選手が加わった全日本選抜は第1クオーターにRBグラント(富士通)のTDで先制。FGも決めて10―3で前半を折り返すと、終盤の相手の反撃をしのいでリードを守り切った。