コハクチョウ、今年も琵琶湖にやってきた 初飛来、9羽を確認

初飛来が確認されたコハクチョウ=滋賀県長浜市湖北町延勝寺の琵琶湖岸(湖北野鳥センター提供)
初飛来が確認されたコハクチョウ=滋賀県長浜市湖北町延勝寺の琵琶湖岸(湖北野鳥センター提供)

「冬の使者」とも呼ばれるコハクチョウが12日、滋賀県長浜市湖北町延勝寺の琵琶湖岸に初飛来した。時期は例年並みで、昨年より2日遅い。午前6時ごろ、成長9羽が琵琶湖岸で休んでいるのを、近くの湖北野鳥センター職員が確認した。

同センターによると、コハクチョウは翼を広げると約2メートルにもなるカモ科の水鳥。ロシアの北極海沿岸部で繁殖し、毎年、越冬のため渡来する。

3月中旬まで滞在し、早朝や夕暮れは湖岸で休憩。昼間は水田でイネの落ち穂を食べるなどして過ごす。厳冬期には最大で600羽ほどが見られるという。

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