栗山英樹氏、チェコ野球の「名誉大使」に WBC終了後も続く交流

WBCで日本代表監督を務めた栗山英樹氏(水島啓輔撮影)
WBCで日本代表監督を務めた栗山英樹氏(水島啓輔撮影)

今年3月に開催された野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本と対戦したチェコの野球協会は20日(日本時間21日)、日本代表監督として3度目の優勝に導いた栗山英樹氏(62)が、チェコ野球の「名誉大使」の申し出を受け入れたとSNSを通じて発表した。WBCでは日本に敗れたチェコだが、終了後も交流が続いている。

同協会のX(旧ツイッター)のアカウントは同日、チェコで24日から開幕する欧州野球選手権を前に、栗山氏がチェコを訪問している様子を投稿。「欧州野球選手権を前に、侍ジャパンの栗山英樹監督(現在は退任)が代表の健闘を祈るために訪問した。チェコ野球の名誉大使になるというパベル・ハジム(チェコ代表監督)の申し出を受け入れた」などとつづった。

WBC1次リーグで日本と同組となったチェコは、日本に2-10で敗れるなどして1次リーグで敗退。それでも消防士や高校教師など仕事をしながらアマチュアリーグに参加している選手が大半を占めていたことで注目を集めた。

また、日本の佐々木朗希投手(ロッテ)がチェコの選手に与えた死球を巡って試合後に宿舎を訪れ、お菓子を持参して謝罪したことも話題に。8月1日に行われたロッテ-日本ハム戦(ゾゾ)では、ハジム監督が始球式を務めた。

チェコ代表のパベル・ハジム監督(戸加里真司撮影)
チェコ代表のパベル・ハジム監督(戸加里真司撮影)

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